2020年7月1日水曜日

人は「何を言うか」ではなく「誰が言うか」で信じる 100アレ整体師〜22日前

 時期的にそろそろ増えてくるのが塩分不足ミネラル不足からくる下肢の筋肉けいれん、所謂こむら返りに悩む患者さん。

 私としては「汗で流れてしまう水分と塩分、ミネラルをしっかり補給してください」に尽きるのですが、時々これに難色を示す方がいらっしゃいます。

「高血圧でお医者さんから塩分は控えるように言われてるの。でも水分はたくさん摂ってるのよ」と。

 塩分控えめで水分だけを過剰摂取すると、自発的脱水と呼ばれる症状を起こして、余計にこむら返りしやすい体内状態になってしまいます。しかし、それを説明しても患者さんによっては「お医者さんが塩分はダメと言ったから」と聞く耳を持ってくれません。 

 困ったことに(?)このような患者さんは頑固な方が多いのです。決して美味しいとは言えない減塩食をお医者さまの言いつけ通り続けられるくらいには意思強固。私の説得なんか通じるもんじゃない。何を言っても二言目には「でもお医者さんが……」と。 

 立派な国家資格をお持ちのお医者さまと、市井の民間資格の怪しい整体師じゃ信用度が違うから仕方ないんですかねぇ。

 そもそも、塩分と高血圧の関連性については「分からない」あるいは「個人差があり人による」という説が一般化しつつあり、高血圧における「塩=悪者」説は随分前に引っ込められたはずなのに、いまだに厳しい減塩を強いるのは如何なものかと思うんだけどなぁ。

 最近では「じゃあ、お医者さんに相談してお薬出してもらったらいかがですか?」と逃げの一手。こういう時に処方される定番はツムラ68番。芍薬甘草湯なる漢方薬。

 ただ、これは治療のためのお薬ではなく、起きてしまったけいれんを緩和するお薬。なので「まずは水分塩分ミネラルをしっかり摂って予防を心がけてね」とツムラさん自身もホームページなどでうたってるんだけど、処方するんなら、そこまで患者さんに伝えてほしいなぁ。でないと今度は「お薬が効かない」って話をひとしきり聞かされることになるんです。毎年のことながら、やれやれだぜ(泣)

《今日の筋トレ》

ダンベル・ショルダープレス 10kg 4×15
ダンベル・サイドレイズ 7kg 4×10
チューブ・リアレイズ 4×10

腹筋
ハンギング・ストレート・レッグレイズ 3×限界まで

タバタ式 同前

サリーアップ・チャレンジ 1分27秒

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