2020年7月12日日曜日

ヤンキーだろうが、う◯こだろうが健康のためなら? 100アレ整体師 〜11日前


 先日、映画館に行った際に『今日から俺は』なる映画の予告編を見ました。80年代のツッパリヤンキーたちが主人公……のはずなんだけど、どこか感じる違和感。それは80年代当時流行ったヤンキー映画『ビーバップハイスクール』と見比べるまでもない体形の違い。みんな手足長いし、顔小さいし。日本人も体格良くなったよなぁ。そこでふと疑問。「あんなに脚長くてヤンキー座りできるのかしら?」

 しかしまぁ、80年代体形だからって誰もがヤンキー座り出来るわけではなくて、私は胴長短足の典型的昭和体形ですがヤンキー座りが出来ませんでした。実家のトイレは早くから洋式だったし、中高時代は不良とは縁遠いクソ真面目根暗少年でしたからヤンキー座りとは無縁。つい最近までしゃがみこもうとすると後ろにコロンとでんぐり返る始末。とてもその姿勢のままリラックスしてタバコをくゆらしたり、その姿勢のまま腹圧をかけて排便するなんて不可能。

 ものの本を読むと、欧米人も総じてしゃがみ込むことが苦手で、出来る人はごくわずかだとのことなので、深く考えもせず「生活様式の西洋化のせいだから仕方ないのかな」と。

 その認識を改めたのはスポーツジムに通ってバーベル・スクワットを行うようになってから。足腰を鍛えるためになんとか深くしゃがみたいとあれこれ調べていくうちに、ヤンキー座りが身体操作の根幹に関わるような重要な動作のひとつだと感じるようになったのです。

 以来、暇を見つけては『しゃがむ練習』を行っています。手すりや施術台につかまって補助しながらヤンキー座りするだけ。足首、膝、股関節の複合ストレッチです。おかげでバーベル・スクワットでかなり深くまで(フル以上ディープ未満)しゃがめるようになったし、和式トイレも怖くなくなりました。

 欧米にもヤンキー座りに着目する方がいらっしゃるようで、YouTubeで「deep squat」や「asian squat」、「resting squat」などで検索すると、様々な試みを見ることができます。また、ヤンキー座りは腰痛予防に良いとか、うんこ座りは男性機能を強化するなんて本を出している方もいらっしゃいます。ものは試しでしゃがんで見ませんか?

《今日の筋トレ》 全休

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