肩の不調に悩んでいる方にぜひ見てほしい動画。内容を一言でいうなら「一日一分、ぶら下がりましょう」と。普段私が繰り返し皆さんに言ってるのと同じこと。
私自身の話をすると、かつてオートバイでの転倒で左肩を強打して脱臼し、周辺靭帯(おそらくは棘上筋)を損傷。その後長らく慢性的な疼痛と、屈曲位(腕を前に差し出す動作)で強くなる痺れに悩まされて来ました。あまりに辛くてバイクのハンドルを握り続けていられないほどでした。
それが現在では痛みも可動域も問題なく、99%は正常に。劇的に改善したのは数年前、筋トレメニューにプルアップ(懸垂)を取り入れてから。最初は自分の身体を引き上げるなんて不可能で、ただ『ぶら下がるだけ』からのスタート。これが契機でした。回数が出来るようになった現在もウォームアップとして本番セット前に『ぶら下がるだけ』を続けています。
連続一分が難しければ動画内で言っているように15秒を4回でもオッケー。それでもキツいというのなら、ぶら下がって足が付く高さで、膝を抜くようにして腕肩にテンションを掛けるような方法でも効果あります。
どうしても手のひらが痛い、握力が足りないというのなら、パワーグリップやリストストラップという筋トレ用握力補助具を使うって方法もあります。滑り止めのイボイボ付きの軍手でもオッケー。
追記:上記で「99%治った」としているのはメディアで良くあるコンプラ対策(笑)ではなく、ちゃんと理由があります。
事故後、肩口のシルエットに明確な左右差が出てしまったのです。左肩が少しだけ落ちたようになり、腕の長さも左の方が指関節ひとつ分くらい長くなってしまいました。
これは左肩のいずれかの靭帯が事故での損傷後に延びてしまい、肩関節の噛み合いが変化してしまったからではないかと。もう事故から10年近くが過ぎ、それに加えてここ5年は筋トレも欠かしていないのに改善されないので、もはや不可逆性のものと考えたほうがいいのでしょう。これが残り1%です。
身体は一生にひとつだけ。大事に使いましょう。皆様は絶対に真似しちゃダメですよ。
(背)ルーマニアン・デッドリフト 97.5kg 3×8
プルアップ(オーバーハンド・ワイド)3×8
プーリーロー 65kg 3×8
クロスベンチ・ダンベルプルオーバー 20kg 3×10
(肩)バーベル・オーバーヘッドプレス 37.5kg 3×8
シーテッド・ダンベルショルダープレス 18kg each 3×12
ペックマシン・リアデルト 52.3kg 3×12
(HIIT)ローイングマシン 8×20sec
(体重)80.3kg
0 件のコメント:
コメントを投稿