2020年12月27日日曜日

時代遅れの……


 今日も整体や健康と関係ないお話で申し訳ありません。

 バイクの修理がやっと完了しました。んで、半年ぶりに乗れると思ったら今度はエンジンが掛かりません。原因は分かっています。スパークプラグ被り。案の定、プラグはオイルでベチョベチョのドロドロ。私の愛機はちょっと変わった構造で、ピストンが水平に配置されているので長時間動かしていないとシリンダー内にエンジンオイルが上がって(下がって?)来てしまうのです。

 作業しながらふと思います。ちょい古めの映画でよくあるシーン。敵から逃げる主人公がクルマのエンジンキーを必死で捻ってもエンジンに火が入らずキュルルルとセルの音が響くだけ。迫る危機。焦る主人公。「頼む頼む頼む! 掛かってくれカモンカモン!」。ところが最近のクルマやバイクは気温や天候関係なし。どんな状況環境でも一発始動が当たり前。だから、ああいうのって今じゃありえないシチュエーションだよなぁ、って。

 今出来のバイクなんてプラグ交換するのにカウル外してタンク下ろしての大作業になったりするモデルもあるんだとか。うちのバイクは製造から31年。エンジンのスタートに微妙なコツが必要で、しくじると簡単に被ります。その分、プラグの交換は笑っちゃうくらい簡単ですが……これを時代遅れと思うか、クラシック車ならではの味と思うか。まぁ、そもそも跨ってるのが時代遅れのポンコツですからこれはこれで丁度いいのかも(笑)

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