冬服を引っ張り出してみたら、見事なまでに履けるパンツがない。デニムも、チノも、イージーパンツも、とっておきの革パンに至るまで、尻、腿、脹脛がパツンパツン。ストレッチ素材のものはピチピチタイツを履いたようになるし、伸びない生地では拘束衣状態。ちょっと屈むのも一苦労。お尻破れそう。
「みっともないからもう着ないで!」と嫁さんからダメ出し。パツパツパンツは全てゴミ袋へ。下肢の筋トレは基礎的なメニューを最低限しかやってこなかったけど、それでもこんなに身体つきは変わるもんだと妙な感心をしつつも、履くものがないのは大問題。
夏場は仕事着(激安空手衣)とUNIQLOステテコとトレーニングパンツの三択で過ごせたけど……さてどうする?
老舗デニムブランドのLeeが「着る人もサイズも問わない」というFLeeasyなるデニムのイージーパンツを販売しているとのネットニュースを発見(Lee公式ページはこちら)。
曰く『体型、性別、年齢不問で、XSからXXLまでカバー』とのこと。服を買うとなぜか必ずサイズ選びに失敗し、選んだデザインは嫁さんに必ず「似合わない!」とNGを食らう買い物下手な私にとっては魅力的なキャッチコピー。
早速オーダーして、恐る恐る嫁さんの前で履いてみせると「珍しく良いの買ったじゃん。シルエットも可愛い」とお褒めいただく。当然ながらお尻も太腿も苦しくない。「これ、小さな女性でも履けるんだってよ」と嫁さんにも試着を勧めてみる。
これが謳い文句通り。裾こそロールアップが必要なものの、見た目も履き心地も全く違和感なし。嫁さんも非常に気に入ったらしく「これ、時々貸して。っていうか私も買う。たまには貸してあげるね」と、さらに二着、色違いを追加オーダーした結果が上の画像。
身長170cm、体重80kgオーバーの筋肉質ガチムチ半歩手前のおっさんと、身長150cm以下で吹けば飛ぶよな細さの『ちっちゃいものクラブ』の女性が同じパンツを履けて、どちらもそれなりにサマになるんだから、デザインの力ってのは大したもんだねぇ。
尚、万が一に私がγ線を浴びてあの憧れの緑の筋肉達磨こと超人ハルクになっても、このパンツを履いていれば下半身スッポンポンにならずにすむんだな。素晴らしい。
ちなみに履いた感じとして近いのは武道衣のズボン。足捌きの邪魔をせず、股割りもハイキックも思いのまま……って私はそういうの出来ませんけど。帆布の空手衣ズボンを普段着にしてる方がお馴染みさんにいらっしゃるから、このパンツを教えて差し上げようかしら?
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