ちょっと素敵な動画を見つけたので皆さんにご紹介。わずか5分弱、音声は英語ですが、きちんと翻訳された日本語字幕が付いています(もし日本語字幕が出てこない場合はお手元のブラウザやスマホの設定にて)。
内容については常日頃院長が患者さんにお話ししているのとほぼ同じ。動画を見て「ああ、またこれか」と思われるお馴染みさんもいらっしゃるかな?
ひとつ付け加えるならば「良い姿勢を取り続けると逆に苦しい、辛い」となる場合は、あなたの抗重力筋群が少々危険なほど偏っていたり、衰えていたりしている証左。もちろん当院の施術でバランス調整を行って一時的な緩和は可能ですが、根本的な解決には、やはり日々の努力が必要です。
行住座臥における良い姿勢、正しい姿勢は人間という生き物が産まれながらに持っている本能的なものではなく、後天的に学び会得する技術です。我が国では『礼法』と呼ばれたりします。そして、礼法を身につけることを『躾(しつけ)』と言ったりもします。この『躾』という漢字は大陸伝来ではなく、日本で生まれた和製漢字(国字)。「身を美しく」とは、何とも素敵な文字ですね。ぜひあなたも良い姿勢を取り戻して自らを躾け直してみませんか?
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余談ですが、動画中で椎骨(背骨の骨)を33個を言っていますが、これは解剖学に則して仙骨(骨盤と一部となっている部分)を5個、尾骨(読んで字の如く尻尾の名残)を4個と数えているため。実際にはこれらの骨は成長と共に骨同士がくっ付いてして一体化してしまうことがほとんどなので、背骨(脊柱)において関節を持ち可動する骨は頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個の計24個です。
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