2022年5月6日金曜日

鎮痛剤は安静とセットで

「痛みが辛いなら我慢せず、お持ちなら鎮痛剤を使ってください。ただし、それで痛みが一時的に引いても治ったわけではないので絶対に無理はしないで。まずは安静第一ですよ」とは患者さんへのアドバイス。

 私自身も弱視(網膜剥離のせいで右目は視野欠損の上、常に靄がかかったような状態です)を原因とする緊張性頭痛に市販の鎮痛剤で対処しています。これに関連して、先日あることに気が付きました。

 頭痛が出た後ほど、筋トレの調子がいいのです。正確には鎮痛剤を飲んだ後ほど、なのでしょう。筋肉や靭帯、関節などへの過度の負担は痛みとなって表れます。それを鎮痛剤が散らしてくれている?

 これは感心できないなぁ。私としては「頭痛のために」鎮痛剤を服用しているつもりでも、薬効は全身満遍なく広がるわけですから。もしかしたら最近、筋トレで小さな故障や怪我が続いているのは鎮痛剤のせいで身体が発する痛みのシグナルに気付けず、ついつい無理をしすぎてしまっていたからかも。

 いやはや、普段患者さんに偉そうにアドバイスしているのに、自分がそれを守らずに身体を壊しちゃ笑い話にもなりませんね。鎮痛剤を服用する場合は「痛みが引いても治ったわけではない」ことを改めて肝に銘じましょう。どうぞ皆様もご注意を。




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《今日の筋トレ》
(胸)バーベル・ベンチプレス 75kg 3×10
(背・脚)ルーマニアン・デッドリフト 100kg 3×10
(肩)シーテッド・アーノルドプレス 16kg 3×10
   &シーテッド・サイドレイズ 7kg 3×10
   ※コンパウンド・セットにて
(上腕)インクライン・ハンマーカール 12kg 2×12

セット間インターバルはバーベル種目3分、その他2分。


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