「病院に行ったけど、レントゲン撮って『骨に異常はないですね』って湿布薬と痛み止めの飲み薬を出されて……」ってのはよく聞くハナシ。んで、最近ではこれに続きが。
「『しばらくリハビリに通ってください』って言われたんです」
「だって『異常はない』って言われたんでしょ? それで何をリハビリするって?」
「えーっと……」返答に困る患者さんと、病院の意図が理解できない私とで顔を見合わせて二人で苦笑い。放置しておくと日常生活に支障が出るほど運動機能に障害が出てるわけじゃなし。筋力低下から寝たきりへの危険があるほどの高齢でもなし。そもそも当院にも自分でクルマを運転してきて、自分で玄関ドアを開けて入室されています。さて、なんのためのリハビリ?
ともあれ施術。当院の整体術ではお医者さまとは全く違った筋骨の見方をするので、私の見立てでは『異常あり』。その部分をきっちり整復調整。
「さて動いてみてください。これで痛みはかなり軽くなったでしょ。まだ患部に違和感が残ってると思うけど、それは『筋痛み』から。軽い筋挫傷ですから1週間程度で治りますよ。それまでは患部に負担がかかるような無理はしないでね」
この方の症状だと必要なのはリハビリではなく安静と休養なんだけどなぁ。こんな風に、私からみたら症状的にも年齢的にも必要とは考えられない『リハビリ』を勧められるケース、ここ最近よく聞きます。なんででしょうねぇ。ゲスな勘繰りはしたくないけど、新型コロナからこっち、患者さんの『病院控え』が増えて大変なところも多いとか。病院さんも商売ですから、色々と考えるんでしょう。いや、知らんけど。
《今日の筋トレ》
胸
バーベル・ベンチプレス 72.5kg 4×8
スミスマシン・インクラインプレス 51.2kg 3×10
ケーブルクロス 14.7kg each 3×12
背中
ルーマニアン・デッドリフト 75kg 3×10
プーリー・ロー 63kg 3×10
ラットプル・ダウン(ナローグリップ アンダー)65.2kg 3×10
有酸素
ローイングマシンHIIT 8×20sec
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