院長の持病は『痛風』だったのですが、ここ最近は発作が起きていません。最後に出たのは筋トレを始めてすぐの約三年前。ランニングマシンで走っていたら「シクッ」と来たので、「これは走ったせいで足先の尿酸結晶が剥がれたな」と。ただ歩けないほどの劇症化することはなく、気がつけば治っていました。以来、痛風の『つ』の字もなし。
それ以前は数ヶ月おきに歩けなくなるほどの激しい発作に襲われており、痛む足を歯を食いしばりながら白足袋に突っ込み、脂汗を浮かべながら施術をしていたことも。
いきなり改善した理由にはもちろん心当たりがあります。もう間違いなく『断酒』。酒を止めたことで腎臓の働きが復活して血中の尿酸値が下がったのでしょう。それ以外には考えられません。
痛風以外にも、毎年梅雨時から夏にかけて悩まされていた原因不明の激しい皮膚炎もピタッと出なくなりました。これも腎臓の解毒能力が活発化したおかげでしょう。不眠も解消、メンタル的にも以前にはない落ち着きを感じています。ま、これは歳をとったせいかもしれませんが。
そもそも酒を止めたのは、網膜剥離を患って手術を受けた際、アルコールのせいで麻酔が効きづらく、目ん玉をほじくられる痛みと苦しみにのたうち回ったから。手術は都合5回受けたのですが、断酒以降のそれは嘘のように痛みがなく(つまり、麻酔が効いた)、最初の手術を受ける前に聞いた「歯の治療の方が痛いよ」という経験者談に「なるほど、こういうことか」と納得した次第。
なにはともあれ病を得て、初めて自らの健康に気を使うようになるという『一病息災』を身を以て実感しておりますです、ハイ。
どうぞ皆さまも自らの不調や持病を「嫌だな、困ったな」とばかり思ったり、目を背けたりせず、御自身の健康のバロメーターとしてくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿