2023年8月16日水曜日

膝痛と靴の関係について

 


 膝や足首の不調の原因が『靴』にあるのは良くある話です。特に高齢の方の場合はご注意を。内股だったり、がに股だったり、下肢のアライメント(直立時に股関節、膝関節、足関節の中心が垂線上にまっすぐに並んでいること)がズレてしまっている方が多いです。

 これ自体は加齢による変化の一種で、ズレたならズレたなりに身体が動きのバランスをとってくれるので過度に心配し過ぎることはないのですが、この状態の方がエアクッションが入っていたり、柔らか目のスポンジを使ったフワフワ厚底のシューズを履く場合は要注意。

 「膝に優しいから」とあまりにもフワフワなシューズを履くと、足裏の内反外反の動きが大きくなりすぎ、かえって膝や足首に負担をかけてしまうのです。

 当院においでになった膝痛の患者さんに靴を見せてもらったところ、案の定クッション入りの厚底で、靴底は拇趾側だけが減っていました。おまけに「いちいち結ぶのは面倒くさいから」と靴紐はゆるゆるでスリッポンのように脱ぎ履き。上記を説明して固めの靴底のシューズに変えてもらったら嘘のように膝痛が軽くなったケースもありました。

 なお、これは高齢者だけのことではありません。私の趣味である筋トレにおいても同様の事例が多々あるようです。フワフワのランニングシューズを履いてスクワットやデッドリフトなどの高重量を扱うトレーニングをすると、同様に足裏が安定せず、事故や怪我の原因になることも。

 ちなみに上の画像は私がトレーニング用に愛用している『杵屋無敵』です。地下足袋屋さんが作ったランニングシューズ。先割れで、靴底は5mmのゴム板一枚。ほぼ素足感覚でトレーニングできます。

 一足目は7~8年使用。ついには型崩れして紐をきつく締めても靴の中で足が泳ぐようになったので今回新調。次のトレーニングが楽しみだなぁ♪


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【今日の筋トレ】
(胸)バーベル・ベンチプレス 80kg 4×5
   インクライン・ダンベルプレス 28kg each 3×8
   ペックマシン・フライ 50kg 3×12
   クロスベンチ・ダンベルプルオーバー 20kg 3×10
(脚)バーベル・スクワット(ローバー) 95kg 4×5
   スミスマシン・ハックスクワット 51.3kg 3×10
   マシン・レッグエクステンション 29kg 2×20
(体重)81.7kg


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