就学前から診せてもらっている小学生の常連さん(!)を施術中のこと。
「センセー、今日は“シンボー”はしないの?」
え? 何? どーいう意味? 理解出来ずに思わず手が止まりましたが、すぐに気づいて苦笑い。ある技法を使う時、瞬間的に大きな力を入れるので、やる前に「はい、ちょっと辛抱してねぇ〜」と声を掛けているのですが、この日はこれをやっていなかったので……。
力を入れる技法とはいっても、強引にどうこうするわけではなく、あくまで理に適った関節操作なので痛みが出ることなど稀ではあるし、そもそも小学生の柔らかい身体には負担となるような技でもないから『辛抱』と言われてもピンと来ずに“シンボー”という技名(?)だと勘違いされても仕方ないのかな。
っていうか『辛抱』って言葉自体が最近耳にしなくなってるからなぁ。私が子供の頃は何かっていうと「辛抱しろ!」って散々言われたけど、あれはやっぱり土俵の鬼こと横綱初代若乃花(のちの二子山親方)の影響もあったんだろうねぇ。
けど、今にして思うと意味も分からず他人から押し付けられる辛抱なんて辛抱のうちにならんから、その後の人生においてなーんの役にも立っとらんわな。
おかげさまですっかり堪え性のない初老男性になり、何かに耐えるくらいなら、とっとと逃げの一手。時間も残り少なくなってきたし、歯を食い縛るより笑っていたいじゃん。ま、こーいう人生もアリなんじゃないかなぁ。
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【今日の筋トレ】 全休
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