2023年1月16日月曜日

今に至りて 誰か百年の形体を保つべきや

 去る1月11日、髙橋幸宏さんがお亡くなりになりました。

 YMO直撃世代の院長としては非常に残念であり、哀しくあります。氏のオールナイトニッポンを聞きながら深夜に受験勉強したなぁ。

 番組中、新しいアルバムについて「OLや女子大生がウットリするような曲を作りました」と。それを受けて「綺麗なOLさんが聴いてウットリしてるって思うと、ユキヒロさんドキドキします?」と問われ、即座にそっけなく「いや、全然」

 洒脱でスタイリッシュ、物憂げなのにドライ。九州の片田舎のイモ小僧にとっては、その音楽は言うに及ばず、立ち振る舞い、発言、ファッション、全てが眩いくらいの都会人。「オレもトーキョーに出れば、あんな風になれるかな?」って。その後、上京して都会っ子との生まれ育ちの違いに愕然とし、また遺伝子レベルの格差を思い知り深く深く絶望するんだけど、まぁ、それはまた別の話w

 享年70歳。早すぎる死だと思う人がほとんどでしょう。最近では『人生百年時代』なんて言われているし。でもねぇ、勘違いをしちゃいかんと思うのよ。種としての人類は決してそんなに長命ではないってこと。

 生殖を行い、その子を生物として独り立ちさせるまでの最短時間である30歳前後が種としての本来の寿命であるとの説、織田信長が好んだ幸若舞の『人間五十年』、還暦は赤子に還るから60歳で人生カンスト? いずれの説も一理あり。

 それが『人生百年』とか言えるようになったのは、医療医術の発展発達、食生活における栄養状態の改善、過剰な肉体労働の減少。この三つのおかげ。医療体制が未発達で、ロクな食い物がなく、生きるためには肉体を酷使するしかないような貧しい国の平均寿命はそりゃ悲惨なものです。

 つまり何が言いたいかというと、年金支給を少しでも先延ばしにしたいお上の唱える『人生百年時代』ってお題目をそのまま信じちゃダメってこと。時代が変わって誰も彼もが百歳バンザイって、そんなワケないじゃん。

 生きるは苦ばかりだし、衰える時には衰えるし、病む時は病むし、死ぬ時はあっさり。『生老病死』の四苦を示されたお釈迦様の時代から人の身体は何も変わっちゃいないのよ。それでも寿命が伸びたのは、そこに必ず『誰かのおかげ』があることを忘れちゃいけません。

 若い頃には誰もが親から「一人で生きてると思うな!」と叱り飛ばされた経験があると思いますが、年齢を重ねて違った意味で自分が「生かされている」ことを改めて深く感じ入ったりして。

 私は決して百歳を超える長生きをしたいとは思っていませんけど、せめてお国や若い方々の過度な負担にならないように、最後まで食い扶持くらいは稼いで、自分のことは自分でやれるように今から備えているつもりです。

 バランス良く栄養を摂って、無理のない範囲で運動して筋肉をつけ、ストレスを避けてしっかりと休養を取る。これだけでも日本人男性の平均寿命である75歳くらいまでは元気でやれるでしょ。もしそれ以前に脳なり内臓なりがイカレたとしたら笑って諦めてサクッと彼岸へ渡るつもり。我が家は私の代でおしまいなので、その点では気楽なものです。

 ただまぁ、これは何度も書いていますが、希望としては私を(が)敵だと思っている方々よりは長生きして、彼ら彼女らの墓の前で笑顔でタップダンスを踊れるくらいは元気でいたいけどなぁ。

 話は大きく逸れましたが、高橋幸宏さんのご冥福をお祈りいたします。合掌






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【今日の筋トレ】
(胸)バーベル・ベンチプレス 77.5kg 3×10
   ケーブル・クロスオーバー(上部)5.6kg each 3×12
(背)ケーブル・プーリーロー 65.2kg 3×10
(肩)ペックマシン・リアデルト 57g 3×10
(脚)マシン・レッグプレス 133.2kg 3×10
   マシン・レッグカール 65.2kg 3×10
(上腕)ケーブル・カール 36kg 2×12
    &ケーブル・プレスダウン 36kg 2×12(スーパーセット法)
(HIIT)ローイングマシン 8×20sec

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