2023年1月20日金曜日

人は自らの姿を模して神仏を創った


 ハダカのサルがどのような経緯で直立二足歩行をするようになり、ヒトとして歩み始めたのかを最新の発見と研究から語る一冊。今読んでいる本です。

 ギックリ腰も、五十肩も、膝痛も、足関節捻挫も、慢性腰痛も、しつこい肩こりも、緊張性頭痛も、全ては直立二足歩行に起因していると言っても過言ではないので、私のお仕事に直接関係あるような、ないような。

 ぶっちゃけてしまうと、この仕事(整体施術)をやればやるほど「何で人間ってこんな妙ちきりんな構造してるんだ?」と思わずにはいられない院長。

 水平に使うための構造のまま鉛直に配置してしまった脊柱、力技で上体を直立させている股関節とその周辺の筋肉、腕を体側に垂らす下垂位なんて、骨格も筋肉の走行も上肢のトラブルを起こすために配置したとしか思えない配置。

 人間の進化って、絶対に行き当たりばったり、其の場凌ぎのデタラメ。でも進化はいつも想定外なんだったら、いつの日か人類は逆三角形の頭蓋とデカい黒目、細い手足のグレイ種になって宇宙に飛び出さないとも限らないかなぁ。知らんけど。

 しかしまぁ、これで『神は自らに似せて人間を作った』なんてヘソが茶沸かす。『万物の霊長』なんて誰の寝言だよ。もし人間を作った神がいるとしたら、クトゥルフ神のような邪悪な存在で、人間を自らとは最も遠い醜い見た目で、肉体的に弱くて脆くて、それでいてグズグズと思い悩むように脳だけはたっぷり与えて神々の玩具として弄んでいるのでは……ってw

「何言ってるんだ。人体は美しいだろ」って、そりゃ生き物はすべからくそう思うように遺伝子レベルでプログラムされているの。そうじゃなきゃ生殖繁殖がおろそかになって種が絶えてしまうでしょ? 

 と、今日のブログはそんなことを書こうなんて思いながらトレーニング・ジムへ。ルーマニアン・デッドリフト(両手でバーベルを下げ持ち、股関節を屈曲進展する運動)をやっていたら、3セット目にお尻が「ビキッ!」と。

 久しぶりにやってしまいました。痛めたのは大臀筋起始部。お尻の筋肉の腰骨(腸骨)にくっ付いてる部分。要はお尻の肉離れ。トレーニング種目的には狙った部位に負荷がしっかりかかってたってことなんだけど、ちょっとやりすぎちゃったねぇ。

 大臀筋を痛めちゃうと、股関節をしっかり伸展させて上体を直立させることが出来なくなるのでちょっと前傾のお猿さん歩きを強いられることに(ちなみに高齢者が前屈みの姿勢になってしまうのも原因は同じ。臀筋群、起立筋群、そしてハムストリングスの筋力低下)

 二足での直立が生き物として究極の理想的なニュートラルポジションだとしたら、お尻を緊張させっぱなしにしなきゃ姿勢をキープできない構造って生き物としてどうなんだろうね? 知らんけどw


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【今日の筋トレ】
(脚・背)ルーマニアン・デッドリフト 110kg 3×5
(胸)インクライン・ダンベルプレス 28kg each 3×10
(背)プルアップ 3×8
   ※オーバーハンド・ワイド、パラレル、アンダーハンド・ナロー各1セット
(肩)ケーブル・アップライトロー 23.8kg 3×10


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