『発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法』(岡田尊司・SB新書)を読んでいます。このブログで常々書いている通り、私自身が発達障害グレーゾーン当事者なので、当たり前ですが内容には心当たりがありすぎて読み進めるのがなかなかシンドかったりします。
しかも私の場合、自らの感じていた生きづらさや、人間関係においてトラブルが頻発した原因が自分自身にあることを四十代半ばまでキチンと認識していなかった(薄々とは感じていたが認め辛かった、というか認めるのが怖かった)ので、あえて目を逸らして忘れようと記憶の片隅に押し込んでいた数々の黒歴史がフラッシュバック。いやはや、我ながらなんと多くの人に迷惑をかけ、不快にさせてきたことやら。もうね、いたたまれなくてゲロ吐きそう……ってのは冗談ですが。
それでも自分の現状を認識できて以降は随分と生きづらさは軽減しました。ただ相変わらず「出来ること」と「出来ないこと」の間には深い谷、高い山があり、残りの時間を全て使っても乗り越えられるとは思えませんが。
まぁ、それもこれも生まれ持った性根だと諦めましょう。前半生を悩み、もがき、苦しんだ分だけ、後半生は無理をせず出来ることだけを出来る範囲でやっていくつもり。
幸いなことに整体稼業は私に向いているようで、施術してて毎日がとても楽しいので、このまま命尽きるまで。二十年後か、三十年後か「今日も患者さんが笑顔でお帰りになられた。良かったなぁ」と横になって、そのままポックリ逝ければ最高に幸せかも。
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