「膝が痛いのは足の筋力不足だってテレビで言ってたから運動したら余計に痛くなった」とか「肩こり予防にダンベル体操やってたら余計に痛くなった」とか「腰痛は背筋が弱いからって聞いたから上体そらし運動をやったら余計に(以下同)」などなど。
よく聞くお話です。そうやって、良かれと思ってやったリハビリや運動が逆効果になるケースにはいくつか共通点があります。
その1、まだ身体に痛みのある状態で運動を行う。
痛みは身体が発信しているSOSです。まずはそのシグナルが止まるまでは安静にして治療に専念してください。
その2、負荷(重さや回数)が強すぎる。
どんな運動をするのであれ、最初は「ちょっと物足りないかな」と感じるくらいから始めましょう。回数少なめ、重さは軽めから。低負荷で正しいフォームを習得しつつ、少しづつ負荷を増やしていくのが継続のコツです。いきなりフルパワーでマックス重量チャレンジなんて怪我の元ですよ。
その3、そもそも運動メニューの選択が間違っている。
非常に大事。脅かすつもりはありませんが、運動法自体は誤りじゃなくても、人によってはやればやるほど痛みが強くなり、身体を壊してしまうケースもあるんですよ。
しかし、どうして皆さん「リハビリは痛みを堪えて歯を食いしばって頑張って」というイメージをお持ちなのでしょうか。やっぱり医療系ドラマの影響が大きいのかしら。うちは嫁さんが先天性の変形性股関節症でかなりの大手術ののちに専門病院で歩行リハビリを一年以上受けましたが、ドラマのような号泣熱血リハビリは誰もやってなかったけどなぁ。
《今日の筋トレ》
脚
バーベル・スクワット 110kg 5×5
レッグカール 72.2kg 3×8
マシン・カーフプレス 131kg 3×15
肩
オーバーヘッドプレス 45kg 5×5
ペックマシン・リアデルト 50kg 3×10
アーノルドプレス 18kg each 3×10
有酸素
ローイングマシンHIIT 8×20sec
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