ウエストがキツいデニムを履く方法

「デニムの前ボタンを外していただけますか？」と施術中にお願いすることがあります。座位や伏臥位で腰椎を調整する際に腰回りの生地や、ウエストの締め付けが施術の邪魔になることがあるからです。

　んで、たまにいらっしゃるのが、施術後に再びボタンを留めるのに四苦八苦されている方。ほとんどが女性です。息を吸い、お腹に力を入れて引っ込めながら顔を真っ赤にしてデニムの前合わせを引き寄せて……って、私などは「整体を受けるんだから締め付けのない楽なジャージでおいでくださればいいのに」と思うのですが、女性のおしゃれやファッションへのこだわりは男性には理解し難い部分もありますからねぇ（汗

　こんな風にウエストのキツいデニムを、それでもなんとか履きたいって時に試してみていただきたい簡単な方法があります。なんとファッションモデルさん御用達の裏技。それは『仰向けに寝転がって』履く。これだけ。

　あえて乱暴に例えるなら人間の腹部ってのは水風船みたいなもの。水風船をぶら下げると重力に引かれて下が膨らみ洋梨型になりますよね。つまりこれが人間が立った状態。洋梨下部の膨らんだあたりがウエストラインだと思ってください。

　さて、この洋梨型の水風船を置くとどうなる？　重力が全体に均等にかかるので本来の楕円形に。つまりウエストラインの直径は細くなるという理屈。これと同じことが人間の腹部でも起きるんです。

　ただし、この方法はウエストボタンの取り付けがしっかりしているお洋服でないとボタンを弾け飛ばしたり、生地や縫い目を痛めてしまう恐れがあるのでご注意を。やっぱりデニム限定の裏テクニックでしょうかねぇ。

《今日の筋トレ》

脚

バーベル・スクワット 100kg 5×5

ルーマニアン・デッドリフト 82.5kg 3×10
カーフプレス 131kg 3×15
肩
オーバーヘッドプレス 40kg 5×5
ペックマシン・リアデルト 45.2kg 3×12
ケーブル・サイドレイズ 4.5kg 3×10
腹筋
ハンギング・ストレート・レッグレイズ 3×15
有酸素
ローイングマシンHIIT 8×20sec