本日早朝のこと。いつものようにトレーニングジムへ行く準備をしていると、NHKで日本最高齢のフィットネスインストラクター、タキミカこと瀧島未香さんのインタビュー。その存在は以前から知っていましたが、動画映像で見るのは初めて。
「そうか、今日は敬老の日だもんな」と準備の手は止めずに横目で画面を追うつもりが、気付けば食い入るように見入っていました。「こりゃあ何ともはや大したモンだ」と。
院長は疑り深くて根性が捻くれているので「どうせどこぞの商売上手が担ぎ上げたハリボテ神輿をマスコミが毎度の如くイッチョ噛みして祭り上げたんだろ」くらいに思ってましたが、間違ってました。ごめんなさい。
御年90歳とは思えないキレのある身体の動きと美しい姿勢、いかにも江戸っ子然としたハキハキした発声発語とそこから感じ取れる頭の回転の良さ、笑顔も素晴らしい。多くの人が魅了され、また憧れるのも理解できました。そして何より心から楽しそうに身体を動かしていたのに感心いたしました。
私はよく言います。「人間の身体は使ってあげる、動かしてあげることが一番の手入れになるんですよ」と。そして、身体を動かすって本来は楽しいことのはずなんです。だって、人間は『動物=動く物』なんですから。そういう風に出来ている……はずなんですが、運動不足から調子を悪くする人が後を絶たないのは残念な限り。
私たちは何もタキミカさんのような『スーパーおばあちゃん』を目指す必要はないのです。無理のない範囲で日常的にバランス良く、そして何より楽しく運動する習慣を身につけること。これは断言してもいいですが、運動が楽しい習慣になれば貴方が幾つであっても思っている以上に健康で快適な生活を送れるようになりますよ。間違いありません。
ちなみに院長はタキミカさんの孫であってもおかしくない年齢。最近自分でも気になっていた年寄りじみた物言いは少し控えようかな、と。曰く「年齢はただの数字」とのことなので、トレーニングジムで息子くらいの世代の若者と挙上重量を秘かに張り合う……のは控えようか、そこはやっぱり大人にならなきゃねw
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