スポーツジムに行くと他の方がどんなトレーニングをやっているかが気になってしまうのは『筋トレあるある』。院長も例外ではないのですが、気になる部分がちょっと職業病的だったりして。
「せっかくリストラップ巻いても、そんなに手首を背屈させてバーを握り込んでたら結局は痛めるのになぁ」
「膝頭がつま先より内に入ってる。内股スクワットは膝壊すよ」
「そんなに肩肘をコジらなきゃ上がらないんじゃウエイト重すぎ。その若さで五十肩になっちゃう」
「パワーベルトにスマホ挟んで音楽聴くの? 腰を保護するためじゃなくてウエストポーチの代わり? それで腹圧かけたらスマホ割れちゃわない?」
「せっかくWバーを使うのに前腕回外させてどーすんのよ。それ、バーの持ち方が天地逆」
どうしても仕事柄「関節や筋肉に無理させる動き、壊れる動き」が気になって仕方ありません。つい喉まで余計な一言が出かかりますが、そこはグッと我慢。要らぬお世話は焼かぬが吉。ご当人さんたちは自分がザ・ロックかジェイソン・ステイサムにでもなったつもりで鼻息荒く目の色変えてやってるんだから、そっとしておきましょう。私も若い頃にスタローンやシュワルツェネッガーに憧れてトンチンカンなトレーニングをやってたクチだし。
先日も「ガツンッ!」って凄い音が背後でするから、すわ事故かと振り返ったらさにあらず。ダンベル・ショルダープレスをやっていた若者がセット後に、ダンベルを床に押し付けるように叩きつけていたのです。いや、高重量に耐えきれずドロップしちゃったんならともかく、最後まで保持できてる重さなんだから、わざと音を立てるようなことをせず、普通に置けばいいのに。道具は大切に扱おうよ。
まぁ、なんつーか、私もあんまり他人様のことをあれこれ言える人間じゃないけど、若いってのは愚かしくも恥ずかしいねぇ。
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