冷蔵庫にノンアルコール・ビールが一本。先日、奥さんが「今日は疲れた! 呑まなきゃやってらんない。あんたも付き合いなさい」と買ってきてくれたもの。気持ちはありがたいけど、奥さんが夕食時に350mlのビールを一本飲んだからって気持ちがどうこうするようなことはありません。よっていまだ手付かずのまま。
以下余談。
来月、アサヒビールからアルコール度数0.5%のビールテイスト飲料が発売されるとか。メーカーによると「飲めない人や、あえて飲まない人の潜在的ニーズを掘り起こす」とのことだけど、そう上手く行くのかねぇ。院長的にはこの微アルコール飲料にメーカーの目論見とは全く違う危うさを感じてるんだけど。
アルコール依存症の人って、皆が前後不覚になり昏倒するまで呑むってわけではなくて、朝からほんのちょっと『いい気分』になるくらいの酔いを一日中続け、そのアルコールの勢いを借りて仕事をしたり、ストレスを受け流したりって人も相当数いるのです。
ただ、そういう飲み方をするのは結構難しくて、大抵の場合は量を過ごして破綻してしまうのですが、このアルコール度数0.5%って血中アルコール濃度をコントロールして「終日微醺」も容易かと。それって決して良い事……ではないわなぁ。
かつて、東京で血のションベンが出るほどストレスフルでブラックな働き方をして死にそうだった頃、毎朝のコーヒーにウイスキーをちょびっと垂らして飲んでいた院長が言うんだから間違いありません。
あともう一つ。この飲料は法律的には『お酒』ではないはず。扱いを誤ると未成年の『ゲートウェイドラッグ』となる可能性も。
もう40年近く前、あの当時のノンアルコールビール(『バービカン』って商品名でした)はやはり1%未満だけどアルコールが含まれていたし、同様のアルコール入りのワインクーラー風の飲料も。それらがジュースの自販機で普通に売っていました。私が通っていた高校近くの酒屋の自販機でその二種類だけがやたら売れまくって問題になったことがあったなぁ。もちろん購入していたのは高校生で、私もその一人でしたが(汗
そんなこんなを田舎整体師が心配してもどうなるものでもなし。アサヒビールは日本を代表するような大会社なんだから、そんな心配はそもそも杞憂……とは思いたいけど、その大メーカー様は「売れるから」って、アルコール依存症養成飲料に等しい『9%ストロング系』という狂った酒を今も売り続けているからなぁ。モラル的にどうなんだろうねぇ。
というワケで、今夜も院長の風呂上がりはビールではなく、バナナ味の豆乳プロテインシェイクを飲みます♪
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