その昔、古代ギリシャの若者が一頭の子牛を手に入れ、その子牛を担いで歩くことを日課にしました。日に日に子牛は大きくなり、それにつれて若者の足腰は強くなり、ついにはオリンピックのレスリング王者となりました。これが有名なクロトナのミロの逸話。あの麦芽飲料の名前の元となった人物です。
また、これは本邦においてのお話。忍術の修行に麻の種をまいてその上を毎日跳び越させるというものがあったそうです。麻という植物は成長が早い。それを毎日必死で飛び越えるうちに忍者は超人的な跳躍力を身に付けた、と。
どちらも真偽不詳の伝説伝承の類いでありますが、実は理には適っているのです。人間の筋力や筋肉量は負荷を少しづつ上げ、ほんの少しづつ限界を超えて行くことによって向上します。これを『漸進性過負荷の原則』と言います。いきなり長距離を走っても足腰が急に強くなることはなく、最初から重すぎるバーベルを持ち上げたからって突然に筋肉は付きません。無理が祟って身体を壊すのがオチです。
季節柄、様々な運動やスポーツに新しく挑戦する方も多いはず。最初から頑張りすぎずに「少し物足りないかな」くらいのところから、徐々に負荷(運動強度や運動時間、種目など)を上げていくようにしましょうね。
あしたか気功整体院LINE公式アカウントはこちら
今なら友だち追加で500円OFFクーポンをプレゼント
↓
《今日の筋トレ》
(胸)フラット・ダンベルプレス 28kg each 3×12
インクライン・ダンベルフライ 18kg each 3×12
(肩)シーテッド・アーノルドプレス 14kg each 3×10
&シーテッド・サイドレイズ 7kg each 3×10
※コンパウンドセット法にて
(背)ラット・プルダウン 63kg 3×10
(背・脚)ルーマニアン・デッドリフト 105kg 3×8
(上腕)ケーブル・カール 38.2kg 2×10
&ケーブル・プレスダウン 38.2kg 2×10
※スーパーセット法にて
セット間インターバルはバーベル種目3分、その他2分。
0 件のコメント:
コメントを投稿