2021年2月9日火曜日

『うっせぇわ』と発達障害

 


 曲名は以前から知っていましたが、最近になってやっと初聴取。何というか、色んな意味で尖ってますねぇ。「若い才能ってすげぇな」と感心しつつも「どっちかというと年齢的に俺は『うっせぇわ』と罵倒されてる側の世代なんだよなぁ」と。何だか不思議な気分です。

 別に若ぶるつもりはないのですが、私は生来の発達障害気質(限りなく黒に近いグレーゾーン)のせいで『あっち側』に行けないまま歳だけを取ってしまいました。歌詞の中で若者が押し付けられてうんざりする「社会人じゃ常識のルール」や「不文律最低限のマナー」も見事なくらい学び損なってきました。

 というより、その重要性を認識や理解することが出来ずについ最近まで生きてきました。誰かに指導注意されてもこの歌のように「うっせぇわ」とイラつくことさえなく「それが何?」とポカン。ボンヤリしてて注意されたことさえ気付かないことも。世間知らずの若者が大人になる過程で当たり前に学んでいくあれこれをゴッソリ取り落としたまま。そのせいでどれだけ他者に迷惑をかけ、自らも苦しみ、悲しみ、生きづらさを感じて来たか……でもまぁ、それはまた別のお話し。我ながら難儀なことだよ。

 あ、添付の動画はオリジナルではなく、お気に入りの『チャラン・ポ・ランタン』という姉妹ユニット(姉がボタン式アコーディオン、妹がボーカル)のカバーです。

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