間違った腹筋運動で腰や首を痛める方って実は結構いらっしゃいます。今日もお一人みえましたので、その方にアドバイスした内容をご紹介。注意すべきは2点。
1、自分がやっているのはシットアップか? クランチか?
股関節を屈曲させて上体を完全に起こすのが『シットアップ』。自分のおへそを覗き込むように背中を丸めて腹直筋を収縮させるのが『クランチ』。パッと見は似ていますが、二つは違った運動法です。自分がどちらをやっているのか理解して行わないと、想定外の負担を腰にかけることになります。
2、両手の位置
シットアップにせよ、クランチにせよ、上のイラストのように頭の後ろで手を組むフォームはNGです。もし私が指導するなら絶対禁止します。知らず知らずのうちに腕に力が入り、自分の頭を自ら引き込むようにして頚椎に負担をかけることになるのです。これが一番危険。やるなら耳に添えるか、胸前でクロスするように組むようにしましょう。
腹筋運動には上体起こし系以外にも色々バリエーションがあります。仰向けになって下肢を持ち上げるライイング・レッグレイズは腰への負担が軽くオススメですよ。
《今日の筋トレ》
背中
ワイド・プルアップ(補助チューブ使用) 3×8
ワンハンド・ダンベル・ロー 20kg 3×12
チンアップ(リバースグリップ)3×8
上腕二頭筋
ダンベル・カール 10kg 3×12
チューブ・インクライン・ハンマーカール 3×15
腹筋
アブローラー(壁当て立ちコロ)3×10
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