NHK朝ドラ『舞いあがれ!』の航空学校編、素晴らしかったですね。
クライマックスで直伝のシンバルキックを華麗に決めた舞ちゃんを見届け、満足げに親指を立てて溶鉱炉に沈んでいく大河内教官には溢れる涙を抑えることが出来ませんでした。
えーっとぉ……正直に言っていい? ホントは航空学校編の4週間は苦痛でしかありませんでした。ドラマの出来の良し悪しを通り越して、制作陣に作品を貶めようとする害意があるんじゃないかと勘ぐらせるほど。まるで作品への愛やリスペクトがない二次創作を見せられているようでした。
主役の舞ちゃんをはじめ、すでに慣れ親しんでいた登場人物たちが軒並み突然のキャラ崩壊。演技ではなく説明じみたセリフとナレで物語を強引に進める粗雑な演出。感情の起伏はやたら大げさな顔芸で表現。安っぽい画面分割とテロップ。航空学校の学生ってかなりのエリートのはずなのに四六時中ガキのように時と場所を弁えずキーキーワーワー喚きまくるわ、色恋にのぼせ上がるわ。なにわバードマンの大学生たちの方がよっぽど大人に見える始末。語りのさだまさしは五島のバラモン凧って設定はどこに行った?
これで吉川晃司さん演じる大河内が最初の設定通りの粗暴で怒鳴り散らすパワハラ教官だったら間違いなく私は視聴を離脱していたはず。朝っぱらからそんなの見たくないし。
吉川さん自らの提案による冷徹な中にも熱を感じさせる抑制の効いた演技は航空学校編唯一の秀美。ただ、これも学生たちの演技やセリフが『理不尽なパワハラ教官と対峙』する設定のままだから、視聴者は「あんなに学生想いの素晴らしい教官なのに舞ちゃんたちは何が気に入らないの?」ってなるよねぇ。
学生たちがパイロットになるために乗り越えるべき高い壁として、あるいはプロの世界で追いかけるべき大きな背中として、せっかく大河内教官のキャラが滅茶苦茶立ちまくったのに最後まで宝の持ち腐れ感が否めず。なんだかなぁ。
ともあれ来週からは脚本がメインの桑原亮子さんに戻るとのことなので、あの丁寧で優しくて暖かい作品世界が戻ってくることを期待しています。みんな大好き五島の祥子バンバや、由良先輩たちバードマンのメンバーも出てくるみたいだしね。
ただ心配なのは、私の中ですっかり「あざといのに残念な子」というイメージが定着してしまった舞ちゃんの人物像を軌道修正させることが出来るかってこと。
きっと今日までの4週間20回分は並行脚本宇宙の乱れが見せた幻影。「航空学校に無事入学した舞ちゃんは勉学に実習にと夢に向かって頑張りました」というさだまさしさんの(架空の)ナレーションに丸ごと置き換えて忘れてしまいましょう。そうしましょう。
【今日の筋トレ】
(脚・背)ルーマニアン・デッドリフト 107.5kg 4×5
(胸)インクライン・ダンベルプレス 28kg each 3×8
ケーブル・クロスオーバー(下部) 13.6kg each 3×12
(背)プルアップ 3×8
※オーバーハンド・ワイド、パラレル、アンダーハンド・ナロー各1セット
(肩)ケーブル・アップライトロー 22.7kg 3×12
(上腕)プリーチャーカール 2×10 22.5kg
&フレンチプレス 2×10 22.5kg(スーパーセット法)
(HIIT)ローイングマシン 8×20sec






