お酒を止めたのが2018年。網膜剥離治療の手術を受けた際、酒の呑み過ぎで麻酔がほとんど効かずに地獄の苦しみを味わったのがきっかけ。
体は緊縛固定されて身じろぎひとつできない状態で、目ん玉の中に金属の棒を突っ込まれてグリグリされて、それを痛みを堪えて見てるしかないんです。涙声で痛みを訴えても不機嫌な執刀医が「そんなはずない!」と切り捨てるんだぜ。どんな拷問だよ。
よくもまぁ悲鳴を上げたり失禁したりせずに耐えたと自分を褒めてあげたいところですが、それもこれも5日で一升の焼酎を呑み干す生活を20年近く続けてきた自業自得。麻酔さえしっかり効いてれば歯医者より痛くないはずだったんだから。
手術後、最低あと2回は手術を受けなきゃならないと分かっていたのですぐに禁酒……とはならず、再度同じ地獄を味わったのちに渋々ながら酒を断つことに。
あれから丸5年。酒抜き生活は今も継続中。飲酒と入れ替わりに早寝早起き筋トレが習慣になり、現在は自分史上で最も健康で体力のあるコンディションかも。眼だけは残念ながら治療むなしくポンコツになってしまいましたが、まぁアラ還ともなれば人体どこかしら壊れるのが当たり前。そう悲観はしておりません。
私にとってのお酒は発達障害気質の人付き合いの苦手さを紛らわすための『最悪の飲みニケーション・ツール』だったこともあり、コロナ禍の巣篭もりや自粛が味方をしてくれた部分もあります。それ以前に薬理的な依存状態だったのは否定できませんが。
呑むも呑まぬも自分次第。禁酒を薦める気も止める気もないですが、これだけは断言できます。
大酒呑みは麻酔が効きませんよ
そして麻酔抜きの手術は痛てぇぞ!
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