『酒は人間を悪くするものではなく、人間がいかにダメなものかを教えてくれるものである』ってのは孤高の落語家、故立川談志の名言。
この言葉を裏付けるような研究が
こちら。
英国ブラッドフォード大学での調査結果によると、人は酒を呑んで酔っ払っても、その道徳的な判断には影響がなかったとのこと。
つまり「酒を呑んだせいで、普段からやらないようなバカな行動を思わずやってしまった」という言い訳は通用しない。呑んでバカをやったり、悪さをする人間は、酒がそうさせたのではなく、元からそういう人間だった、と。
そして、もうひとつ。
共感力や感情移入についての調査によると、被験者は酔えば酔うほど、悲しみの表情を面白がったり肯定的な印象を持ち、幸せそうな表情には否定的な感情を持つようになったとのこと。
う〜ん、どちらも我ながら心当たりがありすぎて胸が痛い。
もちろん、世の酒呑みが全てそうだと言っているわけではありませんが、少なくとも私自身に関しては決して良い酒呑みではなかったことは確か。気まぐれで始めた禁酒は現在も続行しており、もうすぐ9ヶ月。このまま続けられるだけ続けてみようと思っています。
なお、健康的にお酒を楽しめる総量の目安として『積算飲酒量』なるものがあり、大まかに男性で500kg、女性で250kgを越えると肝硬変リスクの危険領域だとか。私の場合は、20度の焼酎一升を4日で空けるペースで17〜18年、一日も欠かさず呑み続けていたから……ざっくり計算しても完全にアウトですねw