2018年6月22日金曜日

湿邪って、何じゃ?



 「しつ・じゃ」と読みます。

 東洋医学における病気の原因のひとつ。今の時期のような高い湿度や、体内に滞った水分や老廃物によって引き起こされる心身の不調のこと。

 要は『天気病み』の一種。『梅雨だる』なんて呼ばれ方もしているようです。

 私の子供の頃は『21世紀になれば人類は天候も自由にコントロールできるようになる!』って学年誌に書いてような記憶もありますが、未だに実現は出来ていないようです。

 それでも、いくつかの対処法があります。

1、エアコンの除湿機能を使う。

 天候はコントロールできなくても、狭い室内の空調は可能。今のエアコンは室温を下げずに除湿できるものも。居室が快適になるだけで調子が良くなったりするもんです。

2、カリウムの摂取

 熱中症やこむら返りの予防として、常々摂取を呼びかけている「カリウム」は、体内の水分排出を促す効果があるのです。塩分ミネラル補給タブレットなどを上手に利用しましょう。

3、入浴

 これは当ブログを読んでいる方なら耳タコでしょう。体温の上昇によるリラックス&発汗効果、水圧によるマッサージ効果、交感神経のバランス調整も。

4、運動して汗を流す

 調子が悪いと身体を動かすのが億劫になりますが、この場合は思い切って運動してみると「さっきまでの不調はなんだったんだろう?」と思うくらいにスッキリするものです。

 「湿邪」は水分や老廃物の滞り。運動をして筋骨を動かせば、その流れを活性化させることにつながるのです。あ、ただし運動は無理や無茶はせずに体力に合わせて行ってくださいね。


 以下余談。

 このような『天気病み』は人間だけのものではないそうです。例えば猫は雨の日には活動量がガクンと落ちて、ひたすら寝ています。

 これは猫が狩猟動物であることに起因しているとか。「雨の日は獲物が獲れない」=「だったら無理して動かずに省エネモードで体力温存しとこう」ってパターンが本能に刷り込まれているのだとか。

 案外、人間の『梅雨だる』も、遺伝子に刻み込まれた本能が『休め!』と言っているのかもなぁ。しかし、それでも休めないのが人の世でござんす。人間はつらいよ!?



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