2017年4月7日金曜日

マッスルメモリー


「上中蹴り三連!」
「ヤーッ!」

「廻蹴二連、中段上段!」
「オーッ!」

 なぜか十数年前に辞めたはずの武道の基本稽古をやっている自分。気合をかけ、精一杯手足を振り回して……ハッと気付くとベッドの上でのたうち回っていました。

 いやはや、どうしてこんな夢を見たんだか。

 きっと最近始めたストレッチのせいでしょう。私があんまり股関節を苛めているので、身体の方が「ってことは、アレをやるんだな」と古い記憶から引っ張り出した、と。

 俗に言う『マッスルメモリー』の一種。「脳は忘れたつもりでも、身体は覚えている」ってヤツです。

 「自転車の乗り方」なんてのが良い例ですね。乗れるようになるまでは苦心しますが、一度乗れるようになると、ブランクが何年あろうが問題なく走り出せる。

 若い頃と比べて筋肉は削げおち、鍛錬の記憶さえおぼろげになっても、肉体はその記憶を留めており、少しづつでも身体を動かしていけば、必ず成果は上がるものです。

「もう歳だから」とか「若い頃と違って動かない」と諦めちゃダメです。少しづつでも、出来る範囲で続ければ、必ず身体は応えてくれます。

「身体は使ってあげることが一番の手入れ」なのですよ。

 とはいえ、私はもう二度と誰かをぶん殴ったり、蹴っ飛ばしたりするような真似はしたくありません。心穏やかに、誰に対しても笑顔で生涯を終えられれば最高なのですが、それはそれで難しい道ではありますねぇ。

 

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