2017年4月14日金曜日

正しい肩回し体操

 患者さんとのこんなやり取り、よくあります。

「肩こり予防にはもっと肩甲骨を動かさないとダメですよ」

「肩回し体操、やってるんですけどねぇ」

 んで、どうやってるのか見せてもらうと……



十中八九が上の画像のようなフォーム。背中を丸めるように指先を肩にあて、胸前で小さく腕を回しています。全く効果がないわけじゃないけど、これでは肝心の肩甲骨はほとんど動いていません。肩関節もその可動域のごく一部を使っているだけ。

 肩甲骨を大きく動かす正しい肩回し体操は以下の通りです。

1、まずは両腕を水平に延ばします。この時、手のひらは上向きです。

2、二の腕の上に山を作るように腕を折って指先を肩へ。


3、肘先で大きく円を描くようにグルグル。前回し、後回し両方行いましょう。


 この体操のキモは上記のフォーム作り。こうすることによって肩関節にロック(可動域制限)がかかり、肘を動かそうとすると肩甲骨にダイレクトに効くという仕組みです。

 最初は前後5回転づつくらいから始めて見てください。肩甲骨が背中に張り付いちゃってる人は、最初のうちは痛みを感じるかもしれませんので無理せずに。

 この体操、効果は折り紙付き。なにしろ私自身、これを毎日のように患者さんにやって見せて説明していたら肩甲骨の可動域が広がりました。横着をして左腕だけやって見せていたので片方だけですが(笑)

 私自身は元から肩甲骨の動きは柔軟で、慢性的な肩こりもほとんどないのですが、それでも可動域が広がるのですから、肩こりに悩んでいる方はぜひ続けて見てくださいね。

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