2017年3月13日月曜日

テニス肘


「去年の末からずーっと肘が痛くて、病院に行ったら『テニス肘』だって。テニスなんてやったことないのにねぇ」と、久しぶりに来院された年配の女性。

 早速患部を見せてもらうと肘を伸ばす時に痛みが出て、しかも完全に伸ばし切ることができない様子。

 一般的に『テニス肘』は関節周辺の筋肉や靭帯のトラブルだと思われていますが、実は関節自体の噛み合わせに問題があるケースも多いのです。この場合、安静にしていてもなかなか治りません。この女性の場合もそう。

 そのまま肘関節の整復に移ります。術を施して行くと徐々に肘関節の可動域が広がり、程なくして完全に伸展することも可能に。

 あとはいつも通り施術ベッドに横になってもらい、足首から股関節、骨盤へと順々に調整。肘をかばうために緊張を強いられていた肩甲骨周りは念入りに。

 術後に確認すると「痛みなく伸ばせるようになった」と。少なくとも3日は用心して手を使ってもらうこと、不安なら医療用サポーターの使用すること、もし5日経っても残った痛みが引かなければ再度の来院施術をお願いして終了。

 このような症例は決して少なくありません。肘関節は他の関節と比べても骨同士の噛み合わせはしっかりしていますが、それでも無理な使い方をするとズレて(亜脱臼して)痛みが出てしまいます。

 もし、なかなか引かない肘の痛みに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、どうぞ当院までご相談を。


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