2017年2月25日土曜日

角帯で腰痛退治


 数日前に痛めた腰(前回投稿参照)が思わしくないので保護と自療を兼ねて角帯を巻いて仕事をしています。

 左右の腸骨綾にかかるようにして、下っ腹(丹田)を絞り上げるようにグッと角帯を締めます。ごく普通の男帯の巻き方。たったこれだけで腰が安定し、椅子に腰掛けたり立ち上がったりする際に「いててて(泣)」となっていたのが嘘のように痛みを感じず動けます。

 これは帯の締め込みと腹圧によって、わずかにズレていた仙腸関節が固定されたため。いわば和式のコルセットのようなもの。そして、帯を巻くことを続ければ、今までの経験から言っても、もとより腰痛体質ではない私の骨盤(仙腸関節)は自然と整復されるはず。

 これは呉服屋の息子だから言うのではないですが、単純に『和装の帯=洋装のベルト』ではありません。二千年以上続いた私たちの伝統の裏には、それはそれは膨大な先人の知恵や工夫が隠されているものなのです。

 しかしまぁなんにせよ本当に久しぶりに『腰痛』なるものを感じて患者さんの悩み苦しみを再確認できた、良い勉強になった、と思いましょう。

 なお、今回の腰痛の原因となった西洋式のスクワットは日々のトレーニングメニューからは抹消。週明けからは『腰割り』を行うことにします。こちらも日本の知恵が詰まった鍛錬法なのですが、それについてはまた別の機会に。

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