2016年12月6日火曜日

整体と姿勢とバランス


 姿勢について第4弾。

 さて、昨日もお話しした通り、当院での施術は身体のバランスを整え、姿勢を大幅に改善します。では、その効果がどれほど保つのかについて。これはねぇ……ぶっちゃけ『人それぞれ』なんです。

 理由は簡単。私たちは「動いて」いるから。

 人間(だけではなく動物全てがそうですが)は「バランスを崩す」ことによって動きを作っています。これは極端な話ですが、もし仮に完璧なバランスをキープし続けようと思ったら、一歩足を踏み出すことさえできません。

 人は、動いている時も止まっている時も、必ず右に左に前に後ろに、重心を絶えず移動させ、それを休むことなく制御しています。少々乱暴な表現ですが、これが「動き」の原動力なのです。

 そして、この重心の制御が無理なく最小限の力で出来ている人が「バランスが取れている」と言えるでしょう。

 これは余談ですが、「あなたはこっちの骨が長くて、そっちの関節が傾いてて……」とバランスについて説明する整体院があるそうですが、そもそも人間の骨格構造が完全な左右対称ではないのですから、この説明は笑止千万。ご自分をツラを鏡で見て御覧なさい、と。インチキセールストークで客の気を引こうなんてしてると、欲の皮が突っ張ってご面相が歪んでるかもしれませんよ?


 具体的に書くならば、当院の施術でキッチリバッチリと姿勢を整え、バランスを取れば、最短でも一週間は快適な状態が続きます(酷い骨格上のトラブルや痛み違和感がある場合はまた別です)

 ただ、それ以降も良い状態をキープ出来るか否かは、患者さんそれぞれの身体の使い方次第なのです。

 一度の施術で以降はずっと快適という方もいれば、年に何度か違和感が出た時に来院される方、あるいは定期調整は欠かせないという方も。その頻度も二週間に一度だったり、月に一度、2ヶ月に一度と、人によってそれぞれです。

 性別、年齢、日常の動作、習慣やクセ、生活環境、職種がデスクワークか肉体労働かなど、同じ条件の人は二人といないのですから、これは当たり前かと。

 スポーツをやる方だったり特殊な職種の方は、わざわざバランスを崩すような動作を自らに強いていることもあります。

 じゃあ、そんな人はどうすればいいのか?

 これも簡単です。狂ったら直せばいいじゃないですか。

 健康は『目的』ではなく手段です。

 私たちの人生において、正しい姿勢はそれ自体が『目的』ではなく、正しい姿勢になって『何をするか』が大事なのです。

 ゴルフがお好きな方に「ゴルフは身体を歪めるから止めた方がいい」なんて私は口が裂けても言いません。

 ゴルフで身体が歪んでも、当流の整体術でリセットして、また気持ちよくクラブを握ってもらえばいいじゃないですか。

 運転をお仕事にしている方に「長時間運転は負担が大きいから仕事を変えなさい」なんて言えるわけがない。

 「まだまだ仕事が続けられるよ」と笑顔でハンドルを握ってもらえるように施術するのが私の務めです。

 んで、少しでも長く良い状態でいてもらうために、前々回、そしてその前の投稿で書いたような自分でできる『姿勢を整える方法』を指導させてもらっているのです。

 うーむ、このあたりは私の整体師として、職業人としての信念にも深く関わってくるので、もっともっと語りたいことはあるのですが、少々長くなりすぎました。

 続きはまたいつの日か。

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