2016年5月13日金曜日

知らんプリ?



 前にも書きましたが、どうも私は『失顔症(相貌失認)』の気があるようです。平たく言えば「人の顔が覚えられない」ってこと。

 開業9年目ともなれば、それなりの数の施術をこなしているわけで、出先ですれ違いざまに会釈をされて「あれ、今の人はどこかで見たような……」と引っかかりはするものの思い出せず、後日に来院され「先生、こないだカインズホームで奥さんと一緒に難しい顔して枕カバー選んでましたよね?」とか、「ピアゴで楽しそうに鼻歌歌いながらカート押してましたね」とか。

 これは余談ですが、ピアゴ店内で流れている「今日は私の誕生日 ママと一緒にピアゴに行って」って歌がなぜか大好きで、お店に行くとついつい口ずさんでしまうんです。「ピアピアピアピア、ピアゴ〜♪」

 また、私にとっては一回きりの施術であっても、患者さんにとっては、その一回で身体が楽になったことで強い印象を持たれて、突然「あ、先生! あの時はありがとうございました」と。私は必要以上にオタオタしながら「え? いつ? どの時?」と思わず眼が泳いだり。

 それとは逆に、出先で足繁く通ってくださった、あるいは今も通院してくださっている方を見かけることもあります。そんな時、私は帽子をいつもより目深にかぶり、静かに、目立たないように。

 これでもプロです。その方の立ち姿、歩く姿を見れば、私がどの程度お役に立てたかくらいは瞬時に判断できます。そこでどんな判断を下したは私だけの秘密であり、また、そんな場で「やぁやぁ◯◯さん、お加減はどうですか?」と話しかけられるほど面の皮は厚くないんです。

 だからね、もし街中で私を見かけても生温かく捨て置いてくださるとありがたかったりいたします。また、私と遭遇しても「あ、先生私に気が付いてくれなかった」とお思いの方も、上記の通り『気付かないフリ』をしているのかもしれないので、どうぞ画像のジャギさまの如く詰問されませぬよう。

0 件のコメント: