2016年4月26日火曜日

職人の独り言

 腕時計の電池を交換してもらいに近所のスーパーマーケット併設の合鍵屋さんへ。




 いかにもブルーズマンが好みそうな安っぽいゴールドメッキと伸縮ブレスレットのデジタル時計。私のお気に入り。

「ほう、面白い形だなぁ」
 (前にお願いした時にも同じこと言ってましたよ)

「お、こりゃ13年に一度交換してるなぁ」
 (それ、ご自分のメモ書きだと思いますよ)

「電池はxxxx型……っと、どれどれ……ん? あ、そうか」
 (なに何? 問題? 大丈夫なの?)

「っと、表示良し。で、時刻合わせは……あれ、どうすんだ? 点滅してるってことは、これで……これか?」
 (ボタンの配置や操作法が国産と違ってややこしいんだよねぇ)

 と、ここでやっと私の方に向き直る。拡大ルーペを外しながら「前においでになった時、私、時刻を合わせられてましたかねぇ?」と苦笑い。

 家に取扱説明書があるから自分で合わせると伝えて時計を受け取る。

 な〜んか、わかるなぁ。一人親方の職人仕事は独り言が多くなるんだよなぁ。私も同じ。触診しながら「三番左後方、五番は……横ズレで引っかかってるなぁ。腸骨、捻れ強いぞ」な〜んて終始ブツブツと。私の場合は調整すべき部位を点呼確認する意味もあるんだけど……お客さんからしたら、呪文でも唱えているように聞こえるらしい。

 嫁さんに言わせると「あーいう独り言は煩わしい。黙々と仕事をしてもらった方がいい。あなたも気をつけて!」って。そうは言ってもさぁ、ついつい口から出るんだよねぇ。

 どうぞ皆様におかれましては、施術中の院長の独り言を大目に見てくださいますようm(_ _)m

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