2016年4月10日日曜日

ブルースは千本ノックだ!

 本日暇暮らし。いい陽気だからお花見にでも出掛けようかと思ったけど、家にあるクルマはそれぞれが乗って出て全車出払い(私名義のクルマはあるが、私のクルマと呼べるものはない。自宅警備員兼自営業に移動手段は不要だから?)、ちょいと事情があってバイクにも乗れない。

 しょうがないので引き篭もり。んでもって、小人閑居していつもの如くハーモニカのお稽古。

 YouTubeからGキーブルースのジャムトラック(器楽演奏用のカラオケのようなもの)を集めて再生リストを作成



 メジャー、マイナー、シャッフル、スロー、ロック、ブギ、ファンク、アコースティック、デュアン・オールマン風、ゲイリー・ムーア風、ボサノバ調、ストマン進行、ジャズブルース進行……これらをランダムに再生して、合わせてハープを吹く。

 曲調によって、LowCキー、LowFキー、Gキー、Cキー、Fキーの5本を使い分けて、伴奏、オブリガード、アドリブソロなどにチャレンジ。



 ひたすら吹く。間違っても止めない。どんどん続ける。厳密に言うと、それぞれに応じた楽譜などはないので『間違い』というより『調子っぱずれの音』。これを出しても音を繋げて誤魔化す練習も兼ねている。

 ブルースに使われているコードは基本的にはⅠ、Ⅳ、Ⅴの3つだけ。GキーならG、C、Dだ。G音を根音とするブルーノート・スケールと呼ばれる6つの音を並べていけば『調子っぱずれ』にはならない理屈だが、それだけではつまらない。『調子っぱずれ』の音が味になり、個性になる。これがなかなか難しい。

「ブルースを演奏するのは簡単だが、感じるのは難しい」と言ったのはジミヘンだったか、マイルスだったか。

 この練習を始めると、あっという間に1時間、2時間が過ぎてしまう。口角がハーモニカと擦れ過ぎてヒリヒリするまで止められない。

 ひたすら繰り返す。体に染み込ませる。かつてのブルースマンたちは、ジュークジョイントと呼ばれる掘建小屋のような安酒場で、この3コードの単純な音楽を朝までひたすら繰り返し、無限のバリエーションと可能性を引き出した。

 なんのかんの言ったって、ブルースが好きで、ハーモニカを吹いてて楽しいから全く苦にはならないけどね。

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