2016年1月16日土曜日

飛びます? 飛びます!


「黄色い帽子かむって地下足袋で田んぼン中飛んでる(しぞーか弁で走るの意)の先生だら?」

「先生、毎朝よく続きますねぇ、何キロ走ってるんですか?」

 最近、患者さんに突然こんなことを言われてドキリとすること二度三度。皆さん、見てないようで見てますねぇ。いや、隠してるつもりはないんですが。

 昨年10月からジョギングを再開して、自分でも驚いたことに今も続いております。毎朝5km。一義的には運動不足と肥満(主にポッコリお腹)解消のためですが、これまた驚いたことに、自分でも意識してなかったのですが、私、走るのが好きだったようです。

 ヘッドセットで音楽(曲のテンポを合わせたランニング用コンピレーションアルバムやプレイリスト)を聴きながら走り、そのリズムと呼吸や足運びが同調すると、いつの間にか肉体の感覚が薄れ、意識だけが滑っていくような、どこまでも走れそうな心地良さを感じるのです。所謂ランニング・ハイとは少し違うようですが、いずれにしろ気持ちの良いものです。

 地下足袋を履いているのは、一般的なランニングフォームとは全く違う走法を試しているから。

 一般的に正しいされる走法は、平均台の上を走るように一本の軌道上を踏み、ストライド(歩幅)を大きく、踏み込んだ足は踵から着地し、体重が乗った後は爪先で地面を蹴って跳ねるように前へ進みます。

 私が今試しているのは、上記とはほぼ正反対。二本のレールの上で、歩幅は小さく、爪先から接地し、踵で地面を押すように、そして、その膝の力を抜いて沈むように前へ進みます。

 『ナンバ』や『常歩』、『膝抜き』などと呼ばれる日本古来の身体操作を取り入れた走法。これを行うのには現代のランニングシューズでは必須とされている厚い靴底やクッション機能は邪魔なのです。まだまだ試行錯誤の段階ですが、毎朝身体使いや意識の持ち様などを色々と試しながら走るのも、これまた楽しいものです。

 そして、その毎朝のランニングをスマートフォンのアプリで記録して「今日はここまでペースが上がった。今月はこれだけの距離を走った」と、後から眺めてニヤニヤするのもまた楽し。通帳を眺める守銭奴の気持ちが少しだけ分かったりしてw


 もう一つの楽しみは、自分で決めた定点観測地点からの富士山をスマホのカメラでパチリ。1年分の画像が貯まったら、GIFアニメにしてやろうと目論んでます。

 余談ですが、今季は本当に富士山は雪が少ないです。一部では「噴火間近で地熱が上がってるから雪が溶けちゃうんだ」などと噂になっている様ですが、まさかねぇ。

 もし、万が一に本当だとして、私ら人間に噴火口に栓をする術はないワケだから、仕方ないですよねぇ。楽観も悲観もせず、どこに逃げるでもなく、淡々と日々を重ねるだけですかねぇ。そういう国に生まれて、それでもこの国を愛しているんですから。

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