2015年11月4日水曜日

エナジードリンクは翼を授けるか?


 飲めばたちまちお目々シャッキリ元気ハツラツ(?)のエナジードリンク。我が国でもすっかりお馴染みの商品となりました。愛飲している方も多いのではないでしょうか。

 ところで、このエナジードリンク、何が効いているのか分かりますか?

 アルギニン? ナイアシン? タウリン? 漢方生薬?

 実はそれらの成分に全く即効性はありません。では、何が効いているのか。

 正体は糖分カフェインなのです。

 一度に大量の糖分を摂取することにより、血糖値が急上昇。カフェインによって血圧が上がり、その覚醒興奮効果により眠気が吹き飛び、元気ハツラツに……なったような気がするだけです。

 疲労ポンと飛んでいくような、そんな危険な成分は一切入っていません。含有成分や摂取後の体内での反応はペプシやコカコーラと大差ないという人も。

 それでも『効いた』気分になるのはなぜか?

 そりゃもう宣伝による刷り込みブラシーボ(偽薬効果)に尽きるでしょう。テレビを点ければ「飲めば翼を得て羽ばたける!」というCMを大量に打ち、スポーツチームやスポーツ番組をスポンサードしています

 これにより「一流アスリートもこれを飲んで高いパフォーマンスを出しているんだ」と視聴者が思い込めばしめたもの。飲んだからってアスリートになれるわけもないのにねぇ。

 どんな薬もそうですが、過ぎれば毒となります。我々日本人を含む東南アジアに住む人種はカフェインへの耐性は高いそうですが、それでも限度があり、急性カフェイン中毒ともなれば命の危険もあります。複数本の一気飲みは止めてくださいね。体内の水分が不足する運動後の摂取も気をつけた方が良さそうです。アルコールとの併用など以ての外ですよ!

 ちなみにリポ◯タンDやリゲ◯ンなど医薬部外品の栄養ドリンクも『効く』仕組みはほぼ同じ。エナジードリンクとの違いは微量のアルコールも含まれていること。アルコールによる高揚感もプラスされるわけです。

 私が高校の頃、徹夜の試験勉強後にリポDをグイッとあおって10数キロ先の学校まで自転車漕いで走れていたのはアルコールのおかげだったのかなぁ?

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