2015年10月19日月曜日

貯筋のススメ 〜その2



 突然ですが問題です。体力の衰えを感じ、再び鍛え直して『貯筋』しようとする時、一番邪魔な存在は何でしょうか?

 答えは『過去の自分自身』です。

「意味が分からない」ですって? では簡潔に解説しましょう。詳しくやると難解かつ長文になっちゃうんで、多少大雑把で乱暴なのは目をつぶってくださいね。

 人間は自分の脳内に『もうひとつの身体』を持っています。そして、この脳内の身体(ボディ・マップやセルフ・イメージなどと呼ばれています)を動かすことで実際の肉体に命令を出しているのです。

 この脳内の『もうひとつの身体』も実際の肉体と同じく20代前半で全盛期を迎えます。脳と肉体の連携は緊密かつ円滑。まさに「思うがままに身体が動く」時代です。

 問題はその後。

 もし、あなたが日常的に身体を動かしているのなら、肉体の変化に合わせるように脳内の『もうひとつの身体』も書き換えられて上書き更新されています。こういう方は「もう歳だから仕方ないね」と言いながらも、年齢や肉体相応の動きが出来ています。

 しかし、身体を使うことを長年サボっていた多くの方は、脳内の『もうひとつの身体』と実際の肉体との間の誤差が大きくなっています。何しろ身体を動かすことでしか脳内を上書き更新することはできないのですから。 

 その結果、久しぶりに運動しようとすると、脳内のピッチピチ20代の自分が、少々草臥れてきた肉体を酷使するということになってしまうのです。

 待っているのは「こんなはずじゃなかった!」という悲劇。これじゃ運動するのも嫌になっちゃいます。そんなことにならないように、ちょっとしたコツがあるのですが、それはまた明日。次回最終回!
 

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