2015年10月20日火曜日

貯筋のススメ 〜その3


 さあ実践編です。

 取り組む運動はお好みの種目で。ウォーキング、ジョギング、自転車、水泳、体操教室に通うのも、スポーツジムに入会するのも良いでしょう。

 何をやるにせよ大切なのは以下の三つ。

一、無理なく楽にやれる運動強度からスタートして「もう少し続けたいな」と思うところで止める。

二、上記のらくらくペースで、まず週に2〜3回を3週間。

三、痛みが出たら迷わず休む。

 これって様々なスポーツの入門書のや指南書の冒頭に必ず書いてある事柄です。大抵の人が読み飛ばしてしまうページ。しかし、これが最も大事なのですよ!

 昨日書きましたが、運動不足に陥っている人は、実際の肉体と、それを動かす脳内のイメージが乖離してしまっている傾向にあります。「これくらいはできる。簡単簡単♪」と脳は考えても、実際の肉体にとってはとんでもなく重い負担だったり。

 最初から歯を食いしばって頑張っても身体は辛いだけ。進歩や成果も感じづらいです。そして、このようなストレスを受けると、人間は必ずそこから逃げるための『言い訳』を探し始めます。これは心理学的にも証明されていること。様々な理由を付けて、無理やり自分を納得させて(納得したふりをして)運動を止めてしまいます。

 こうならないための低強度短時間からのスタートなのです。特に男性は特有の見栄も手伝って無理をしがちです。どうも男性はスポーツというものは歯を食いしばって呼吸も荒く滝の汗を流してやらねば上達しないものだという先入観があるようです。梶原一騎症候群とでも呼びたくなります。困ったものです。

 以前、スポーツジムのスタッフさんに聞いたところでは、インストラクターの最も大事なお仕事は、先走って無理をしようとする会員さんのペースを制御することだとか。

 次に、週2〜3回で3週間という回数頻度はその運動を習慣にするために最低限必要な時間。

『人間は3週間程度同じ行動を続けると、その行動への抵抗感がなくなり、面倒なことでも継続できるようなる』という脳科学的な研究結果があります。この間は負荷を高めるよりも続けることが何より大事なのです。

 三つ目は文字通り。痛みは身体からのSOSです。もし、初めてすぐにどこかしら痛みが出るということは、負荷が強すぎるか、時間が長すぎるか、間違ったやり方をしているか。そんな時は一度身体を休めてメニューを見直してください。無理は禁物ですよ。

 人間は80歳になろうが90歳になろうが身体を動かせば必ず筋肉は強く太くしなやかになります。しかし、そのためには継続が何より大事。『貯筋』のためにどんな運動やスポーツをやるにせよ、楽しく長く続けられるものを見つけましょう。

 最後に「そうは言っても何をやっていいのか分からない」という方に私からのオススメは『ラジオ体操』です。


 全身ほぼ全ての関節を動かし、運動強度も適正。第1体操第2体操を続けてやっても7分弱。動画を貼っておきますので試しにやってみてください。ジンワリ気持ちいい汗をかけますよ。

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