2013年12月27日金曜日

正しい姿勢、良い姿勢。



 自慢するわけじゃありませんが「先生、姿勢が良いですよねぇ」とよく言われます。そして、決まってこのような質問が続きます。

「何か、姿勢を良くする体操とかやってるんですか?」

 はい、姿勢を整えたり、リセットしたりする体操も確かにあります。しかし、その前に試していただきたいのが『意識』を変えることです。

 上の図を見てください。人間の骨格を真横から描いた図です。頭蓋骨の付け根、肩関節、股関節と真っ直ぐに線が引かれいるのが分かりますか? この画像では切れていますが、この下には膝関節、さらに足関節(足首)までこの線上にあるのです。

 これが人間の理想とする骨格バランスなのです。極論すると、このバランスが狂うことによって、腰痛、肩こり、膝痛などなど様々な不調が起きます。そして、このような歪みを正常なバランスに戻すことが当流の技術の根幹ともいえるでしょう。

 これは余談ですが、当院の施術を受けた後、車に乗り込んでから、なかなか発車できない方がいらっしゃいます。ミラーやシートの位置が、施術後の姿勢に合わなくなっているため再調整をされているのです。

 ともあれ、上の図のように人間の姿勢は、骨盤が水平垂直に起きて、その上に緩やかなS字を描きながら背骨が積み上がり、骨盤の真上に頭が乗っている状態が理想なのです。この図をしっかりと思い浮かべることができるようになることが大切です。
 そして、一日に一度でいいので、この正しい骨組みと、実際の自分の姿勢とを比べてみてください。食後の歯磨きの時には必ず鏡の前に立つでしょうから、この時間を利用することをおすすめしています。

 これが簡単なようで結構難しいのです。自分の身体なのに、最初はどこをどうみれば良いかも分からないかもしれません。それでも、ぼんやり漫然とではなく、しっかり意識して自分の姿を見ることを続けてください。一日に一度、数分でけっこうです。続けることで、必ず自分の姿勢を感じられるようになります。これが正しい姿勢、良い姿勢への第一歩ですよ。

 そして、自分の姿勢が「歪んでいるな、傾いているな」と感じたら、試していただきたい方法があります。

 こちらは簡単。自分の頭が『風船』だとイメージして、その浮力に引っ張られて、頭がフワフワと上へ上と持ち上げられるの想像しながら姿勢を正してみてください。

 これは歩くのに疲れてきた時や、階段を上る時にも有効です。イメージひとつで、身体を楽に使えるようになるのを実感できるはずですよ。

 姿勢の傾きや歪みをリセットする体操についてはまた次回。(続く)

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