2012年4月12日木曜日

日々雑感

「はい先生、コレ。少し遅くなったけど靖国から預かってきましたよ」とお馴染みの患者さんであるSさんが差し出してくれたのは紙の筒。是は何ぞ? 表書きに『英霊にこたえる会』……カレンダーだ。「先生のブログを見たんですよ」と笑顔のSさん。先般の靖国参拝についての記述かな。それとも『凛として愛』についてか。いずれにせよ有り難いことだ。謹んで押し戴く。
開いてみると、英霊が眠る靖国神社や各地の護国神社、縁の地の美しい写真と、英霊にまつわるコラムがついた素敵なカレンダー。さっそく施術室に掲げました。
実は、こういうカレンダーが欲しくて参拝するたび遊就館の売店を覗いてたのですが、目にするのは自衛隊カレンダーばかり。現代の防人ももちろん素晴らしいんだけど、施術室に掲げるのには迷彩色ばかりではちょっと……と、躊躇し、写真集『やすくにの四季』のようなカレンダーがあればいいのにと常々思っていただけに、とてもうれしいです。望み通り以上。諸先輩方には「英霊にこたえる会を知らんとは。これだから“にわか”のネトウヨは……」と苦笑いされそうですが、そこは笑って許してくださいませ。


しぶりに女性からお便りを頂きました。ラブレター? いえいえ、年若い患者さんからのお礼状です。脊柱側湾の矯正ということでご依頼を受けたのですが、聞けば原因不明の体調不良にも悩まされており、気分のすぐれない状態が続いているとのこと。お話しを聞いてピンとくるものがあり、お身体をみせてもらうと……ビンゴ(大当たり)!
調整をかけると、その場で青白かった顔色に朱が差し、瞳の輝きが戻ってきました。念のため、一週間後においでいただくと、お母様が「今までは途中で力尽きてうずくまっていたのが、階段をトントン昇れるようになったんですよ」と喜びの報告。
良かったです。現代医学では自らの手に負えない症状に『心因性云々』とか『こころの病気』などというレッテルを貼りたがりますが、本来『心(しん)』と『身(しん)』とは表裏一体。彼女のように骨格のわずかなズレが悪さをして、心理状態にまで影響を与えることも決して珍しくありません。
な〜んてエラそうに書きましたが、すべては四百年前より連綿の続く整体術に織り込まれた知恵のなせる業。正直いって、その急激な回復に私自身鳥肌がたつほどの驚きを禁じ得ませんでした。
その後いただいたお手紙が上記の画像です。年頃のお嬢さんらしい可愛い丸っこい文字に夫婦共々ついつい笑みがこぼれます。一緒にいただいたのは、愛嬌のあるパグ犬が染め抜かれた手拭い。これもうれしかったなぁ。わずか二回の通院で、私の手拭い好きを見抜くとは……Hちゃん、あなたはきっと素敵な女性になるよ。このおっちゃん先生が保証する。君は大丈夫。日々を楽しんで青春を力一杯謳歌してね♪



業前「自分の手に負えない重症の患者さんが来たらどうしよう」と不安を感じていた私に、師匠は「大丈夫。お前さんの手に合うた客しか来んわい」と笑って背中を押してくれました。つまり、私のその時点での技量で治せる患者しか来ない、と。あれから3年以上が過ぎ、その言葉の正しさをしみじみ感じ入るとともに、すでに次の段階に入っていることもうすうす気付いています。
当院の玄関に至るわずか3段の階段を昇れない患者さん、玄関の段差15センチの上がりかまちで靴を脱ぎ履きするのに苦労される患者さんも増えてきました。症状的には手強く重い部類に入ります。
これを「私の腕が上がったからだ」と驕るつもりは微塵もありません。初診の患者さんを迎える時は、いつも不安半分、期待半分。身の引き締まる思い。そこで、常に精一杯の施術をさせていただくと共に、少しでも患者さんが快適に過ごせるよう、靴の脱ぎ履きを楽にするサポートチェアを導入してみました。
まだまだ至らぬ部分の多い勉強不足の院長ですが、当院の玄関をくぐってから出るまで、少しでも快適に過ごしていただければ幸いです。

0 件のコメント: