2011年1月20日木曜日

産後の骨盤調整

 出産後に発生する腰痛は、そのほとんどが骨盤の歪みを原因とするものです。

妊娠〜出産が骨盤や股関節に多大な負担がかかることは、男性にとっても想像に難くないでしょう。胎児が大きくなるにつれて骨盤はその重量を支え、出産時には骨盤を大きく動かすことで産道を確保するのです。

出産時、女性の骨盤は特殊なホルモンの作用により、本来ならば人体中で最も頑丈な靭帯のひとつである恥骨結合を緩めて腸骨を左右に開きます。そして産後、ホルモンバランスの変化にともなって腰回りの筋肉や靭帯がゆっくりと締まり、骨盤の形状を回復していきます。これにかかる時間が大体30日〜45日ほど。これが昔から『産後の肥立ち』や『産褥期』と言われている期間です。

この時期をどう過ごすかによって母体の回復が大きく変わってくるので、昔日のお産婆さんは母親が起きる時期を慎重に見極めたというし、時には回復を助けるための施術さえ行ったと聞きます。

ところが現在、出産の場でそれらがおざなりにされてしまっているのではないかと思わずにはいられないほど、産後の腰痛で悩む女性が多いのです。当院にも多くの方が来院されます。

そのほとんどの方は、本来ならば『産後の肥立ち』を過ぎて骨盤が正常な位置へ戻っているべきはずが、左右の腸骨がいびつな位置で引っかかった状態になっており、これが原因であることは一目瞭然。中には満足に立てない方さえいらっしゃいます。

当院ではこの骨盤を歪みを整体施術によって調整し、産後の腰痛を根本原因から取り除きます。

また、付け加えておくと骨盤調整により産後の体質改善(回復)にも大きな効果があります。いわゆる出産太り、食欲不振、めまい、頭痛や便秘なども骨盤起因の場合が多々あります。腰痛だけではなく、このような症状でお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。

※なお、施術をお受けできるのは最低でも産後30日が過ぎてからとなります。これ以前に施術を行いますと、身体本来の元に戻ろうとする働きを邪魔することになり、自律神経を損なう可能性があります。この点、ご理解くださいませ。

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