2011年1月4日火曜日

初詣

一月二日、富士宮浅間神社に初詣に行ってまいりました。

元来、私はズボラで、出不精で、駐車場入りを待つのが苦手な性分なので、例年人出の落ち着く三ケ日以降に初詣に向かうのが常でしたが、今年はバイクの走り初めを兼ねてピャッと行ってきました。

ただでさえ狭い参道は左右にテキ屋の出店が並び大混雑。プロテクター入りのゴツいライディングジャケットを着て来たことを後悔しつつ、身体を縮込めたり、捻ったりして人混みをかき分け先へ向かいます。

「秘伝のソースでうまいよぉ〜、富士宮焼きそばだよぉ〜」との声に屋台の奥を覗き込み「さて、マルモのソースのどこが秘伝なんだか?」と首を捻ったり、辻占の前で熱心に話を聞いている晴れ着のお嬢さんの真剣な横顔をチラ見したり、芋ケンピの試食に飛びついたオバちゃんに「またお前は! お詣りすませてからにしろ!!」と怒鳴りつける旦那さんに同情したり……やはり風情ありますなぁw

そんなこんなで参道を抜け、手水で身を清めて楼門をくぐれば、玉砂利が敷き詰められた中、拝殿まで真っ直ぐ石畳が敷かれています。そこには、やはり行列が……と、警備員のおじさんの声。

「左側が空いておりま〜す! どうぞ前までお進みくださ〜い!」

なるほど、拝殿の前には大きな臨時の賽銭箱が設えられており、それを囲むようにすれば大勢の方が一度にお詣りができます。しかし、行列を離れて前に向かう人は数えるほど。ほとんどの方が、そのまま並んで待っておられます。

いかにも日本人らしい律儀さというか、行儀の良さというか、なんかね、ちょっとうれしくなっちゃいました。近年、急に経済力を付けたどこぞの国からの旅行客が、観光に訪れた寺社仏閣で傍若無人な振る舞いをしている話をよく耳にしますし、私も実際に目撃しています。それと比べて(というより比べるまでもなく)、日本人は“お詣りをする”という行為の本質を肌で分かっているのではないでしょうか。

と、そんなことを考えつつも、私はササッと左側に廻り込んでお賽銭を納め、素早く二礼二拍手一礼を済ませたのはここだけの秘密です。だって、皆さん拝殿の前でいつまでも手を合わせたまま長い時間動こうとしないんですもの。そりゃ、こんな世の中ですから色々とお願いしたいことは山ほどあるでしょうけど……ねぇ。

ところで、いつから神宮大麻に“おふだ”とルビが振られるようになったのでしょうか。読み方は“じんぐうたいま”で良かったはずですが……これも芸能人の薬物汚染の影響? だとしたら本末転倒でしょうに……ねぇ。

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