2010年9月8日水曜日

ベアフットランと呼吸 〜その1


この年頭、ランニングを始めて愕然としました。
息がすぐに上がってしまい、走れないのです。

「まさか、こんなはずじゃ……」

かつてはタバコを吸っていましたが、止めてから5年以上が過ぎ、肺は完全なスモークフリー。健康診断では肺活量も平均値以上。体重も平均よりも若干重いとはいえ、もとから筋肉質でもあり身体を運ぶのに苦労するような肥満体ではありません。41歳にしては「なかなかイケテる」肉体の持ち主だと密かに自負もしていました。

それが、走り始めると、1分も経たないうちにゼイゼイと息が上がり、足はもつれ、目の前はチカチカ。

「そりゃそうだ。いきなりロッキーみたいに颯爽と走れるはずがない。最初はウォーキングからだよな」と自分に言い聞かせて一ヶ月。それでも走りだそうとすると、やはりゼイゼイのチカチカのクラクラ。これが老化というものかと目の前が真っ暗。

ところがです。『BORN TO RUN』を読んで感化され、地下足袋を履いて走りだすと……なんということでしょう! それまでの不調(?)が嘘のように息が上がらなくなり、その調子で10分、20分と続けて走っても息の苦しさなど微塵も感じなくなったのです。

この変化を『それ以前に苦しいのに耐えてウォーキングを続けた自分の努力の結果』だとずーっと考えていました。しかし先日、実はそうでないことに気付いたのです。

ここでちょっとした実験をしてみましょう。

まず、裸足になり、立った状態で大きく深呼吸してみてください。腹式、胸式、逆腹式、ヨーガ式、ピラティス式、なんでもかまいません。自分が吸える限りの空気を肺に取り込んでみてください。そして、その感覚を覚えておいてくださいね。

では、次に本か雑誌(厚さ3〜4cmもあればよいでしょう)を両踵の下に敷いてください。足部は爪先下がりの状態になりますね。その状態でもう一度深呼吸してみてください。

おそらく、ほとんどの方が、足裏をベッタリ床に着けた時よりも息の吸いにくさを感じるはずです。なぜこのようなことが起こるのか?

その続きはまた後ほど!

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