2010年2月11日木曜日

真似しちゃヤ〜よ!

先日のことです。定期的に通ってくださっている奥様が指を湿布でグルグル巻きにしてお見えになりました。よほどのことがなければ痛めることの少ない薬指です。

驚いて尋ねると、恥ずかしそうに打ち明けてくれました。

当院で行っている施術のひとつに、手指を取って上肢の腱や筋肉を調整するものがあります。彼女はこれが大のお気に入り。「首筋までジーンときて気持ちいい」と来院されるたびに喜んでいました。

ある日、どうしてもこの施術を受けたくなった彼女は、旦那さんに私がどうやっているか説明して、同じようにやってもらったというのですが……案の定、指を痛めてしまったとのこと。

「先生がやるのと全然違って痛いばっかりだったわ」とは奥様。

彼女にとってはお気の毒ですが、これは無理からぬこと。傍目から見れば簡単そうに見えることもある施術中の私の動きですが、手の置きようひとつ、足の踏みようひとつ、力加減や動かす方向に至るまで、あらゆる動作に細やかな神経を使わねばなりません。実は結構難しいことをやっているのですよ。

「しかし、奥さんには申し訳ないですが、指で良かったですよ」

かつては同業者(?)が身分を隠して師匠の施術を受け、見よう見真似で自分の患者さんに施術して大怪我をさせてしまう事故もあったそうです。私たち一門の使う整体術は古武術の名流である関口流柔術の裏技として四百年にわたって連綿と伝えられてきた秘術。安易に真似できるものではないし、また簡単に体得できるものでもありません。私自身からして毎日が修行の日々なのです。

件の奥様は、痛めた薬指も含めて調整させていただきました。「あら、指が曲がるようになったわ。これで台所仕事ができます」と喜んで帰っていかれました。

ぜひ『餅は餅屋』にお任せになって、不調の際には当院にご連絡くださいませ。生兵法は大怪我のもとですよ!

4 件のコメント:

旅者 さんのコメント...

お疲れ様で~す。
あのですね、、、もう1年になるのですが右手親指の先が痺れ、最近では小指・薬指も痛風のような痛みが混じります。親指だけは寝ても覚めてもです。去年暮に脳外科へ診察にいき言われたのが「皮膚神経が頚椎で触れている」と言う診断でしたが柔道整復師のところで暫く治療したのですが一向に変化がありません・・・いまでは親指の付け根から肩にかけ肌を触ると感覚が無いところがあります
・・先生ならどう、お考えでしょうか?
ちなみに運動神経は大丈夫です、でも以前からみれば そうとう握力が下がりましたが。
なにか良い治療法がありましたら宜しくお願いいたします。

旅者 さんのコメント...

何度もすみません・・・
首を真後ろに反らしても何処にも痺れは伝わらず 単独で指の痺れだけがあるのです。
就寝時に良く現れる症状は親指だけが異常に冷えています・・・ほんと寝るときだけなんです、もう1年も付き合ってきましたが、さすがにいらつきますね><

あしたか院長 さんのコメント...

>旅者さま

文面を読む限り、頸椎症の可能性が高いですね。脳外科のお医者さんのいうように、頸椎周辺で手に向かう神経を圧迫されると出る症状です。

お医者さんではよほど症状が悪くない限り外科的処置はせず、保存療法と投薬のみ。整骨院ではおそらく牽引や温熱によるリハビリをされたでしょうが、これらが効果を上げた例は私が知る限りはありません。

私たち南龍一門でのこの症状への施術は、身体全体を調整することで頸椎のバランスを回復させ、神経を圧迫から解放させることを試みます。時間がかかるケースもありますが、当院でもかなりの効果を上げていますよ。

ただ、旅者さまの症状が頸椎症かどうかは実際にみせていただかない限り断言はできません。札幌には同門の者が院を開いていますので、よろしかったら訪ねてみてください。腕の立つ信頼できる院長です。

http://karyu-yawara.ftw.jp/

旅者 さんのコメント...

早速の返答有難う御座います(_ _)
「圧迫」という言葉、、外科から言われた覚えが有ります、手術スグ出来ますよと言われましたがサスガに怖さがありますね「もしかしたら?」と。
時間は掛かっても親から貰ったカラダに傷をつけるぐらいなら通った方がいいかなと。
クスリを飲んでいても痛みの感覚は変わりません・・・ので。
これから教えて頂いたサイトを検索してみます^0^