2009年7月20日月曜日

院長、達磨山で地蔵になる!の巻

爽やかな青空に誘われて、ちょっとバイクで早朝散歩。旧1号線から414号線へ。沼津港〜西浦の海岸線をトコトコ。海風にかすかに混じる干物の匂い、右手に目をやれば駿河湾越しに富士山。海沿いのワインディングを三速キープ、ほぼノーブレーキで次々とパス。ん〜、気持ちいい♪ このまま大瀬崎まで下ろうか? それともUターン?

ふと道路標識に目をやれば『←戸田 修善寺』。こっちは達磨山に上がる道だよなぁ。行けるかなぁ。ダメなら戻ればいいし、行ってみようなかぁ。

エンジンの回転数を上げ、葛折れの登りワインディングをなんとかパス。目の前に迫るブラインドコーナー。クリッピング・ポイントを見定めブレーキン……え? 止まらないっ! うわうわオーバーラン!! センターラインを越えるバイク!!! 迫るガードレール!!! その先の断崖!!! 俺、涙目!!!

早朝で対向車や後続車が一切なかったのが幸いして、なんとか死なずに済みました。いやはや、ここまでフロントブレーキが腐っているとは思いもしませんでした。私は人差し指と中指の二本をレバーかけているのですが、グリップとレバーの間で薬指と小指を挟み潰さんばかりにレバーを引いても止まらないんだもん。

ここで戻れば良かったものを「エンブレを効かせてソロソロ行けば、なんとか……」

どうにも我ながらアホですわ。伊豆半島の高低差と道の悪さをナメてました。もうね、記憶が飛ぶくらいの恐怖の連続でした。ハンドル鷲掴みでニジりながら、スピードを出さないように、バイクを倒さないように、地蔵状態でジワジワと登り、ズルズルと下りました。

「神様仏様お願いです、私を生きて帰してください。今日も患者さんが待っているんです。死ぬワケにはいかんのです。すみません、ごめんなさい、私が悪うございました。キャリパーのOHがメンドくさいなんて、もう思いません。ちゃんとピストンもシールも交換します、実はパーツは届いてるんです、必ずやります。ブレーキホースもステン・メッシュにします。発注してるマスターシリンダーが届いたらキッチリ全交換しますから、どうかどうか今回は見逃してください、死にたくないんですお願いします頼みます無事に無傷に!!!」

親に内緒で原付免許を取った16才の春、家の配達用スーパーカブを勝手に乗り出し、案の定前後のドラムブレーキはツルツルになっており、止まるに止まれず先行する軽自動車のオカマを掘り、勢い余って田んぼに飛び込んで以来「止まらないバイクは鉄屑以下だ!」というのを信条にしていたはずなのに、まさか自分がこんなテイタラクに陥ろうとは……なんともはや笑うに笑えんわ。

深く静かに猛省しなさい、俺。

3 件のコメント:

隅田天美 さんのコメント...

アップされた写真を見て「あれ?どこかで見た様な……………」と思っていたら日本テレビの「鉄腕ダッシュ」と言う番組のワンコーナーで見た風景で驚きました。
思わず、そのコーナーのテーマ曲「男たちの旅路」を脳内で流しながら記事を読みました。

とりあえず、大事に至らずよかったです。

ばばば さんのコメント...

無事でよかったです。
そのコース、自分も走りました。
でも都内在住時代です。(二輪とったの都内でだったのです)CBX250Sでした。
患者さんもですが、家族も私たちも待ってます、無事のお帰りを。
ブレーキだけは…気をつけて整備してくだされ。

あしたか院長 さんのコメント...

>天美さん

んと、ソーラーカーだん吉号は大瀬崎周りの海岸線を走ったはずだけどなぁ。なお、『男たちの旅路』つながりで、楽曲出典オリジナルの『俺たちは天使だ!』のオープニングそこのけに靴底ブレーキを何度か使ったのはここだけの秘密です。

>ばばばさん

CBX250Sってビキニカウルの付いたシングルだったっけ? アレ、実は私も好きだったんです。昔からシブい趣味だったんですねぇ。

いずれにせよ、ご心配をお掛けしました。そもそもブランク10年のおぢさんライダーがいきなりワインディングに突入したのが間違いの始まりで、ブレーキが完調でも死ぬ目に合っていたのは確実。ツーリングマップルでリハビリ・ルートを探しております。

目指すはSRV250での伊豆箱根の日帰り温泉全制覇♪