2009年1月18日日曜日

伝染るんです

ウソのようなホントの話。痛みや骨のズレは伝染る。

「おッ、あしたか院長もいよいよ電波を受信しはじめたか?」などと思わないように。私は肉体的にも精神的にも健康かつ正常である。しかし、伝染るモンは伝染るんだから仕方ない。

患者さんの施術を終え「今の膝のズレはひどかったなぁ」とか、「あんなになるまで腰痛をガマンすることないのに」などと考えながらカルテを整理していると、自分の当該部位にビキッと痛みが走る。「痛ッ! あ………やっちまったかなぁ」と恐る恐る自らの体を触診すると、案の定骨格にズレが生じていたり、筋肉に硬結が出来ている。ついさっきまで何の問題もなかったし、いきなり骨がズレたり、筋を違えるような動きはしていないのに!?

師匠である寺西御宗家によると決して珍しくないとのこと。「そんなん、よくあるで」とケロっとおっしゃる。詳しく話を聞くと、私の体験と御宗家の“よくあること”は、その特徴からいって同じものらしい。そーいうモンなら仕方ないので、私もあるがままに受け入れるようにしている。仕組みとかメカニズムとかはよく分からんけどさ。

ちなみに、アジアやアフリカの呪術医やシャーマンと呼ばれる人の中には、痛みを自分に移すことによって患者を癒す術者が少なからずいるらしい。「風邪を人に移すと治る」とか「痛いの痛いの飛んでけぇ〜」で痛みをお山の向こうの誰かさんに飛ばすなんて民間療法(?)もそのクチだろう。

そういえば去年公開された邦画『KIDS』は、相手の傷を自分の体に移してしまう少年が主人公の物語だったなぁ。劇中ではかなり酷い外傷まで移していたが、アレも「フィクションだから」と言い切れない部分がある。熱狂的なキリスト教信者の手足に聖痕(イエスが十字架に掛けられた時にできたとされる傷)が現れ、血が流れるって話、聞いたことないかな?

これを「科学で証明できない特別な人間だけが使える摩訶不思議な技」とみるか「現在の科学では証明しきれていないけれど、もともと人間が当たり前に持っていた能力のひとつ」とみるか。私は後者を採りたいなぁ。

とはいえ、南龍整体術及び南龍気功術は「あなたの痛みを私に伝染して治します」という術理技法でありませんので念のため。また、画像と本文は一切関係ありません(w

2 件のコメント:

hide さんのコメント...

他人の宿業(カルマ)を治してあげると、
その背負わねばならない人から宿業をいただいちゃったりするって聞いたことあるよ!

だからたとえば霊能者とかは、背負うはずの宿業をお金をもらって肩代わりして
最終的には、そのお金に乗せて宿業を必要な物を買って
流すと言われてるよ♪

Cotaro.CACIMA さんのコメント...

>hideさん

カキコありがとう。

宿業(カルマ)かぁ。身体の痛みは精神にも影響するから、そーいう意味では宿業かなぁ? けどさ、私が相手をしてるのは関節の亜脱臼と筋肉の硬縮だから、そんなに大仰なものじゃないよ(^-^;

そうそう、こないだ読んだ鍼灸についての本にも同じような体験をした鍼灸師さんの話が出てたよ。